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JR東海「そうだ 京都、行こう。」30周年、106作目CMは斎藤ネコが編曲

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JR東海は9月30日、今年の秋で30周年を迎える「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの一環で、新テレビCM「南禅寺」篇を公開した。

舞台は京都市の東側、左京区にある「南禅寺」。秋の色に変わっていく京都の魅力を伝えていく。

ナレーターは2018年から担当する柄本佑。CMシリーズで30年間採用してきた楽曲『マイ・フェイバリット・シングス』は今回、バイオリニストの斎藤ネコが編曲。京都の秋の景色を華やかに演出する。

写真 CM カット JR東海南禅寺

JR東海の営業本部 岩淺力也氏は今回のCMの企画において、「秋の京都の大きな魅力のひとつである圧倒的な紅葉を伝えたいと考えました。また楽曲においては、コロナ禍が落ち着いた今、見た人々が思わず旅行をしたくなるような軽やかさや明るさを表現してほしい、と依頼しました」と経緯を話す。

それを受けて「斎藤ネコさんによるジャズピアノトリオを基調とし、ストリングスを加えたビックバンド編成で、音楽の使い所もいつもと少し違う構成にチャレンジしました」と、電通のクリエーティブディレクター 野崎賢一氏。

「京都は美しい自然だけでなく、歴史、美術、食などの文化が揃っていて、しかもそれらが今もアップデートされ続けている。旅人の数だけ、まさに楽曲タイトルの通り『私のお気に入り』が発見できる町だと感じています。これまでの30年間、本キャンペーンが伝えてきたのは、その時代を生きる旅人が感じた京都の魅力、『私のお気に入り』だったのではないでしょうか。改めてこれからも、時代ごとにさまざまな魅力を伝えていければと思っています」(野崎氏)。

JR東海による観光キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」は、1994年の平安遷都1200年の節目に先駆けて、1993年秋から開始。コピーは太田恵美氏によるもの。CMは今回で106作目となる。

初回のうちの1本、「1993年 盛秋『清水寺』」篇(30秒)。
同「1993年 盛秋『三千院』」篇(30秒)。

今年は30周年を機にさまざまなプロモーションを展開予定。10月16日から29日まで東京駅八重洲口イベントスペースにて過去のキャンペーンポスターを展示すると共に、「ガチャ」を回した人限定でオリジナルグッズ(各日数量限定)をプレゼントする。また16日から31日にかけてJR山手線1編成で、過去30年の秋キャンペーンのポスターを掲出、CM映像も流す。その他限定グッズやキャンペーン多数。

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スタッフリスト

企画制作
電通+ジェイアール東海エージェンシー+TYO drive
CD+企画
野崎賢一
C
太田恵美
AD
河合雄流
CPr
野呂昌功
Pr
朝比奈雄尚、松本大
PM
龍紀美子
演出+撮影
高崎勝二
照明
高松伸行
美術
中塚拓也
特機
塩見康久
編集
渡辺裕之(DIT)、坂本匡章(オンライン)、生駒良太(オフライン)
音楽Pr
丹俊樹
編曲
斎藤ネコ
MA+MIX
戸村貴臣
AE
山口訓正、細井豪、青木智哉、今尾光、吉本桃子、阿部茜
NA
柄本佑

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター