メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

「ビバ!」と歌唱 新年パルコの顔は“マツケン”に、グランバザール広告始動

share

パルコは12月12日、年に2回開催する大型セール「グランバザール」において、松平健(マツケン)を起用すると発表した。2024年1月2日から14日まで開催されるグランバザールに合わせて、12月26日より新たなCMが順次放映される。

2024冬 PARCOグランバザール「#マツケン降臨」篇(15秒)。本キャンペーンビジュアルで使用される「グランバザール」の題字は、松平さんの直筆。また、歴代のパルコグランバザールCMで使用された曲を、「ビバ!パルコ!」と松平さんが歌唱した。

今回の企画背景について、パルコ 宣伝部部長 手塚千尋氏は「新年を迎えるにあたり、めでたさ、華やかさで世の中を明るくしてくれる人は松平健さんしかいないという結論になり、今回の起用に至りました」と話す。





パルコのビルから巨大な「マツケンロボ」が登場し、頭頂部が開くと中からマツケン本人が現れるという演出。さらに、ビッグマツケンが空に浮かび上がり、万華鏡のような演出でグランバザールを案内する。
 

同社が松平さんを起用したのは、今回が初めてではない。

始まりは2022年12月に開催した、渋谷PARCOの「マツケンサンバ POP UP SHOP」。その後、2023年4月にはコラボカフェをオープン。両イベントは大盛況となり、会期延長の実施や各地域での追加開催が決定していた。

これまでに実施したイベントの反響について、手塚氏は次のように話す。

「渋谷PARCOで開催したポップアップストアは、混雑時は入場までおよそ4~5時間待っていただく盛況ぶり。また、開催期間中に完売する商品も多数ありました。多くのグッズを購入されるお客さまの中でも、若年層の方々が『ご利益がありそう!』と購入されていたのは印象的でしたね。さらに、来場者がTikTokにポップアップストアの動画を投稿したことで、Z世代を中心に大きな反響がありました。一方、コラボカフェは、東名阪エリアの巡回時には3拠点ともに開始前に事前予約整理券がすべて完売に。事前予約整理券の応募は合計で、のべ9万件を超える反響がありました。」

過去の反響もあり、今回のグランバザールでも、ポップアップストア「開運マツケン堂」を期間限定で実施。さらに、1月2日~4日限定で「マツケンおみくじ」や、会期中に館内の対象店で「ARフィルター付きオリジナルコースター」のプレゼントを行う。


期間中、館内の対象店でプレゼントする「飛び出すマツケンARフィルター付きオリジナルコースター」(1会計税込1,200円以上が対象・先着順・各ショップともなくなり次第終了)。
 

本キャンペーンの見どころを、クリエイティブディレクター・クリエイティブテクノロジストを務めた電通 zero / Dentsu Lab Tokyoの大瀧篤氏は「“ボリュメトリクスキャプチャー”や“フォトグラメトリ”技術を用いた点」だと話す。

「ボリュメトリックキャプチャ」とは、被写体を3次元で動画のように撮影・計測する手法。そして「フォトグラメトリ」は、写真からリアルな3DCGを生成する技術を指す。

今回は、それら技術を用いてマツケンを3Dデータ化し、CMやARキャンペーンに活用しているという。

「今まで見たことのない角度や動きのマツケンさんを生み出し、さらなる魅力を引き出したいと考えました。結果としてインパクトあるCM、店頭やインスタグラムのAR施策につながりました。施策全体を通じて、情報に触れた方々が“圧倒的に明るく、元気な気持ちになってもらえるよう、祝祭感を大事にしています。パルコのグランバザールという全国規模のお祭りを、皆さんと新しい形で盛り上げていけたら嬉しく思います」(電通 zero / Dentsu Lab Tokyo 大瀧篤氏)。

グランバザール期間中、全国のPARCOに1日限りで、CMで登場した「マツケンARパレード」が登場する。「パルコの中やその街を舞台に、スマホ越しにロボマツケンやミラーボールマツケン、空飛ぶビッグマツケンが登場してくれます」(大瀧氏)。

 

advertimes_endmark

スタッフリスト

  テレビCM・GR・AR

企画制作
電通、Dentsu Lab Tokyo、Think & Craft 、電通クリエーティブX
CD+クリエイティブテクノロジスト
大瀧篤
CD
田中元
C
真子千絵美
AD
佐山 太一、岡村尚美
コミュニケーションプランナー
三浦慎也
クリエイティブテクノロジスト
諸星智也
CPr
阪口善雄
Pr
松本章太郎、加藤純
PM
安達良祐
演出
田向潤
CA
森桓河
DIT
小川雅史
LD
佐藤学
スタジオ
鈴木理之
書道監修
南慎一
同録
石黒広明
振付
稲村祥
編集
久保雅之(オフライン)、中村悠良(オンライン)
ST
奥村祐香、阿部浩(松平)
HM
清水康雄(松平)
AE
鬼沢正人、和田 葵
出演
松平健

  GR

CA
森桓河
LD
佐藤学
D
井村俊之、川崎麻由
レタッチ
原島良輔、鳥海星奈

  AR

ARTD
村田洋敏
ARE
朝倉淳
CGD
澤井邦男

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター