食料品とインテリア好調 スーパー、2023年12月の販売額1.7%増

衣料品と家電製品は減少

スーパーなどが加盟する日本チェーンストア協会の会員企業(54社、1万820店舗)の2023年12月の総販売額は約1兆3588億円で、店舗調整後(既存店ベース)で前年同月比1.7%増となった。節約志向が続いているものの、食料品は同2.4%増の約9394億円と好調。前月と同様、相場高の影響で農産物が伸長したことが追い風となった。一方、前月好調だった衣料品は暖冬の影響で苦戦し、同8.8%減の約755億円だった。家具・インテリアは同10.6%増の約794億円と大きく伸長したが、家電は同15.9%減の約53億円と苦戦した。

相場高の影響で好調だった農産品は同4.6%増の約1253億円。白菜、大根、キャベツ、レタスなどが売れたが、トマトやほうれん草などの動きが鈍かった。果物ではバナナ、ぶどう、いちごなどが動いたが、りんご、柿、キウイフルーツなどが不調だった。

総菜も同2.4%増の約1219億円と好調だった。揚げ物、天ぷら、オードブルといった温総菜のほか、要冷総菜も和・洋ともに動きが良く、弁当や寿司も伸長した。

一方で畜産品は同1.7%減の約1094億円と苦戦。牛肉や豚肉が不調だった。水産品も同2.7%減の約888億円で、かつお、うなぎ、牡蠣、海藻類などが伸び悩んだ。

その他食品では、米、乳製品、冷凍食品、パン類、スナック、ビール、ノンアルコール飲料などは好調だったが、袋・カップ麺、鍋つゆ、スープ類、水物、練製品、インスタントコーヒー、清酒、発泡酒、新ジャンルビールなどは不調だった。

衣料品では紳士衣料が同10.2%減の約126億円で、セットアップ、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、薄物セーター、カーディガンなどは動いたが、コート、ビジネススーツ、ジャケット、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。婦人衣料も同5.1%減の162億円で、コート、カラーフォーマル、カジュアルパンツ、ニットスカート、レギンスパンツなどは動いたが、セーター、アウター、ボトムなどは伸び悩んだ。

その他衣料・洋品では、紳士下着、紳士靴下、スニーカー、鞄、財布などの動きは良かったが、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士・婦人インナー、婦人下着、男児・女児服、スクール衣料、婦人ブーツ、婦人靴下、ひざ掛け、マフラー、帽子、手袋などの動きが鈍かった。

住関品は同3.9%増の約2687億円と好調。特に家具・インテリアが好調で、ダイニング家具、ベッド、組布団などが動いた一方、テレビボード、⽻⽑布団、⽑布、敷パッド、カーペット、ラグなどは鈍かった。

日用雑貨品は同2.3%増の約1171億円で、ランドセル、カードゲーム、玩具、ペーパー類、洗濯・清掃⽤品、トイレ・バス⽤品、キッチン⽤品関連、和⾷器、割箸、旅⾏ガイド、ゴミ袋などが好調だった一方、TVゲームソフト、⽂具、書籍などは苦戦した。

医薬・化粧品は同1.8%増の約336億円。スキンケア、メイク⽤品、オーラルケア、ドリンク剤、⾐料⽤洗剤、⾷器⽤洗剤などの動きは良かったが、抗原検査キット、マスク、除菌ジェル・シート、ヘアケア、住居⽤洗剤、⼊浴剤、カイロなどの動きは鈍かった。

苦戦が目立つ家電製品は、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、トースター、電気ポット、IH調理器具、電⼦レンジなどは売れたが、エアコン、セラミックヒーター、⾐類乾燥機、ラジカセ、蛍光灯、乾電池などが不調だった。

その他商品では、トラベルバッグ、⾃転⾞⽤ヘルメット、介護⽤品、ペットフードなどが売れ、電動サイクル、シティサイクル、アウトドア関連などは苦戦した。

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