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養命酒製造100周年 地域への感謝の想いを込めた寄付を実施

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社史や理念、事業の意義を見直す機会となる周年を、企業はどのように迎えるのか。1923年創立し1925年より養命酒の全国販売を開始。現在はマレーシアやシンガポールなど4市場へ海外輸出もしている養命酒製造の、100周年企画を紹介する。
※本記事では月刊『広報会議』2024年3月号(2月1日発売)に掲載した連載企画「周年イヤーの迎え方」の一部を転載しています。

2023年6月20日、養命酒製造が創立100周年を迎えた。周年期間は、同社が次の100年に向けた礎として練り上げた「第6次中期経営計画」と同じ2027年3月までとしている。

100周年プロジェクトのスローガンは「絆を結び、未来を創る」。

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中央に大きく配置した「100」の「00」は未来の可能性を示す無限マークのようなデザインに。右脇には養命酒のボトルのシルエットが寄り添っている。

「コロナ禍によって分断されてしまった絆を結び直し、また新たな絆を結ぶことで、未来へ、次の100年に向けた一歩を踏み出したいという想いを込めました」と語るのは、同社の100周年プロジェクトで責任者を務めた人事総務部長の清水政明氏。

地域の未来につなげる寄付

「『ありがとう』を伝える100周年にしたい」という想いのもと、同社が初めて取り組んだ施策が、ゆかりのある地域への寄付だ。工場のある長野県駒ヶ根市、創立の地である長野県中川村、そして長野県に総額2100万円を贈呈した。「これからの100年を担う若い世代の教育や子育て分野で役立ててもらえたらという想いで、各自治体とご相談しながら支援先を決めていきました」と人事総務部の五十嵐一石氏が説明する。

同じく地域貢献活動の一環として、駒ヶ根市の障がい者支援施設「長野県西駒郷」の「信州まめ匠」が製造・販売する焼き菓子を記念品として、社員へ配布し、好評を博したという。

また、100周年記念サイトは周年イヤーが始まった1月に先行公開し、創立記念日である6月20日にグランドオープンという2段階構成で展開。「1月は記念ロゴとスローガンに、100周年にまつわる告知要素というシンプルな構成で公開しました。そして、創立記念日に代表挨拶と当社の歴史をまとめた100年の歩み、養命酒事業に次ぐ柱となる『くらすわ』事業の紹介と社員へのインタビューを公開しました」と経営企画部の岩渕由香利氏は話す。

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歴史をまとめた「100年の歩み」は年表の間にエピソードのコラムを挟み、時代を振り返りながら読める構成に。次の100年に向けて注力する「くらすわ」に携わる社員3人のインタビューも掲載。

――本記事の続きは月刊『広報会議』3月号 本誌、もしくは「宣伝会議デジタルマガジン」 にご登録いただくとご覧いただけます。

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