ファミリーマートは、聴覚や言語に障がいのある人や高齢者などの買い物をサポートすることを目的に、アプリ「ファミペイ」にお買い物サポート機能を2月27日より追加すると発表した。

同社では2023年4月、レジの接客時に、顧客が希望する商品や要望について、指さしで確認できる「コミュニケーション支援ツール（ボード）」を全国のファミリーマート約1万6300店に導入していた。

ツール導入後「このツールを使いたいことをどのように伝えたらよいのか分からない」との声から、聴覚に障がいのある社員の声などを参考にし、「ファミペイ」の中にコミュニケーション支援ツールを使用したい旨を伝える“耳マーク”ボタンを追加。顧客とストアスタッフが素早くコミュニケーション支援ツールを活用した会話ができるようにした。耳マークは、聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマーク。