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定員約8倍の応募が集まる 鹿児島の焼き芋を食べられる路面電車とは

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※本記事は月刊『販促会議』2024年4月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。

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クリエイティブカンパニーのAfro&Co.が、鹿児島市とコラボし、ほくほくの焼き芋を食べながら鹿児島市内を巡る体験型路面電車「マグマやきいも電車」を開催した。期間は2月10~12日、14日、22~24日。

「マグマやきいも電車」は、鹿児島市電の車内で4種の焼き芋を食べ比べながら、同市内を回遊できる体験型路面電車。これは、鹿児島市が「あなたとわくわく マグマシティ」を掲げて取り組むシティプロモーションの一環であり、2021年から冬季限定で開催している。今年で3回目を迎えた。

鹿児島市内を走る「マグマやきいも電車」。外観には、鹿児島市のシンボルマーク「マグマシティ」をモチーフにした光り輝くLED装飾を施した。「マグマやきいも電車」の車内では、味の素とコラボして開発したディップソースも提供。焼き芋の味を変えながら楽しめるようにした。

同企画は毎年参加者の満足度が高く、出発式は鹿児島の全テレビ局で取り上げられるなど、注目度も高い。今年は定員の約8倍となる人数の応募があり、「鹿児島の冬といえば『マグマやきいも電車』というイメージが徐々に広がってきていることを感じます」と、Afro&Co.の中井雄平氏は語る。

また、「マグマやきいも電車」には定員があることから、より多くの人が「マグマシティ」のワクワク感を体感できるようにと、電車の運行期間に合わせて、「マグマやきいもフェア」を実施。アミュプラザ鹿児島館内の9つの飲食店舗で、鹿児島県産のお芋や焼き芋を使用したメニューを提供した。

さらに、味の素と共同で、マグマをイメージした料理のレシピ「マグマレシピ」を開発。Web上で公開し、味の素の商品と鹿児島の産品を使って、家庭でも楽しんでもらうことを目指した。

「マグマレシピ」メニューの1つである、「マグマ豆腐ハンバーグ」(左)。大根おろしアートで、桜島をイメージした盛り付けに。「桜島ぎゅう鍋」(右)の味付けには、味の素の商品である「Cook Do 香味ペースト」を使用した。

こうした一連の企画を通して、市内外の人に鹿児島の魅力を知ってもらい、鹿児島のファンを増やすことを目標にしている。

本記事以外にも、月刊『販促会議』4月号 では第15回「販促コンペ」グランプリインタビュー、編集部注目のプランナー14人に聞いた企画の発想術を掲載。「人が集まる、商品が売れる」アイデアと事例を多数紹介しています。

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月刊『販促会議』2024年4月号


  • 【巻頭特集】
  • 企画の裏側
    “あの”プロモーションができるまで
  • 【特集2】
  • 徹底解剖
  • 企画のスペシャリスト
  • プランナーの思考術
  • 【特別企画】
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