最高峰の文具を決定する「第35回 日本文具大賞」のグランプリに、マルマンの「スパイラルノート ベーシック」が選ばれた。6月24日に東京ビッグサイト(東京・江東)東展示棟で開催された表彰式で発表された。
金属製のスパイラルリングが特徴の「スパイラルノート ベーシック」
日本文具大賞は、機能性やデザイン性に優れた文具を表彰するアワード。文具市場の現在地と今後の動向を示す指標として、毎年メディアからも注目を集めている。第35回となる今回は、現代のライフスタイルや社会情勢を反映し、「機能」「デザイン」「サステナブル」「トレンド」の4部門で審査を実施。各部門3製品、計12製品が優秀賞に選ばれ、その中からグランプリが選出された。
グランプリを受賞した「スパイラルノート ベーシック」は、マルマンが「毎日つかうためのノート」と位置づける定番シリーズ。スパイラルノートシリーズの原点とされ、発売から10年を迎える。
金属製のスパイラルリングと長丸形状の穴により、ページをめくる際の引っかかりを抑え、開いたページがフラットになりやすい仕様とした。マルマンオリジナルの筆記用紙に加え、切り取りやすさに配慮したマイクロミシン目加工など、書く、めくる、切り取るといったノートの基本動作を細部まで見直している。
審査では、派手な機能を前面に出すのではなく、ベーシックなノートに求められる使い心地を丁寧に追求した、誠実なものづくりが支持されたという。
表彰式に登壇したマルマン マーケティンググループ長の内田美佐子氏は、「グランプリ受賞の心の準備がまったくできていなかった」と驚きを見せたうえで、「マルマンは決して派手な会社ではないが、日々実直に、真摯にものづくりを続けている」と説明。相模原と宮崎の工場で細部まで神経を使いながら製品をつくっているとし、「今回の受賞は社員にとって大きな励みになる。これまでやってきたことは間違っていなかったのではないかと、あらためて感じている」と喜びを語った。
内田氏は「この受賞を会社に持ち帰り、社員にも共有したい。今後も、お客様に『使ってよかった』と思っていただける商品を日々開発していけるよう、社員一同、精進していく」と述べた。

