令和のシニアは何歳から? 40年でこうも変わったシニアのライフスタイル

博報堂生活総合研究所は7月1日、1986年から10年ごとに実施している60~74歳の男女の生活に関する「シニア調査」の結果を公開した。首都圏に住む700人を対象とした調査結果からは、雇用期間の延長など社会環境が大きく変わる中、家族、コミュニティとの関係性やライフスタイルなど幅広い生活分野におけるシニアの意識や行動の変化が明らかになった。

令和のシニアは何歳から?60代は「ミドル以上、シニア未満」

「老人」「お年寄り」など、シニア的な呼称がふさわしいとされる年齢はいくつからかを調査したところ、「老人」は75.9歳。1986年では71.5歳から4歳以上上昇した。「お年寄り」も1986年には72.8歳からを指していたのに対し、2026年は75.8歳に。

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また、人生における60代のイメージを調査したところ「趣味に生きる時」「実りの時」といった節目の年感のある回答は軒並み低下。「再出発の時」「余生」は2016年まで上昇していたが、2026年には反転し減少傾向を見せた。

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「家族一緒に」から「ひとりを楽しむ」シニアへ

家族についての意識調査を行ったところ、「家族といる時に生きがいを感じる」 と回答した割合は、60.9%。30年前と比較すると9.9%減少した。 「大家族で住みたい」割合での減少率はさらに大きく、1996年では53.4%であるのに対し、2026年は31.9%。30年間で21.5%減少している。

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一方、これまでの調査と比較して大きく回答割合を伸ばしたのが、ひとりで行動することに関する回答だ。「仲間とより一人で行動することが多い」は1986年には48.7%と過半数を下回っていたものの、2026年には66.4%とほぼ3人に2人が回答するようになった。「一人で喫茶店、レストラン、バーなどに行きたい」と回答した割合は48.6%。40年間で約3倍に増加している。

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夫婦像にも変化 夫婦が互いに干渉しない卒婚意向が約4割

夫婦関係について調査したところ、理想の夫婦像は「友達夫婦」と回答した割合が77.3%。「亭主関白」「カカア天下」と比べて大きく差をつけた。「配偶者と一緒のお墓に入りたい」と回答した割合は70.2%、「夫婦で共通の趣味を持ちたい」 は44.2%と、30年間でどちらも20ポイント以上減少している。

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離婚意向ありは12.7%に留まる一方で、 離婚してはいないが、夫婦が互いに干渉せず生活を送る「卒婚」の意向ありは39.5%と約4割にのぼった。いずれも女性の方が「ぜひしてみたい」「まあしてみたい」と回答した割合が多かった点が特徴だ。

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