ビー・エム・ダブリュー(BMW)は7月22日、サッカー日本代表の中村敬斗を「BMWブランド・フレンド」に起用した。同日発売した新型電気自動車「BMW iX3」の発表イベントでは、中村が車選びやドライブ、海外での生活について語った。今後もイベントやSNSを通じてBMWの魅力を発信する。
BMWはこれまで俳優やモデル、実業家、シェフらをブランド・フレンドに起用してきたが、現役プロサッカー選手の就任は中村が初めてとなる。
中村は2018年にガンバ大阪でプロデビューし、18歳で欧州へ渡った。現在はフランスリーグのスタッド・ランスでプレーし、FIFAワールドカップ2026に日本代表として出場。初戦のオランダ戦では同点ゴールを決めた。競技外では、6月10日発売の『anan』スペシャルエディションで、日本代表の上田綺世と表紙を飾るなど、ビジュアルやファッション面でも注目を集める。また、BMWのほか、日本航空(JAL)やコーセーコスメポートも中村との取り組みを相次いで展開している。
中村を起用する3社に共通するのは、サッカー日本代表としての知名度だけでなく、中村本人の経験や姿勢を自社の価値と結びつけている点だ。BMWとコーセーコスメポートは実際の愛用経験、JALは18歳で欧州へ渡り挑戦を続けてきた経歴を重視する。その上で、各社は従来接点の薄かった層へ届く存在として期待している。
「実際のユーザー」から、車好き以外へ
BMWが発売したiX3は、同社の次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ」を体現する第1弾モデルで、1回の充電走行距離は国内最長の906キロメートル。BMWは、新たなブランド像を伝える存在として中村を起用した。
起用理由として挙げたのは、世界の第一線で挑戦し、多くの人に歓びを届ける姿勢が、同社の掲げる「駆けぬける歓び」と重なることだ。加えて、中村はブランド・フレンドへの就任前から何台ものBMWに乗り、ブランドへの好意を持っていたという。契約後に商品との接点をつくったのではなく、実際のユーザーだったことも起用の前提となった。
