「嬉しくて涙腺崩壊」 『テニプリ』最終回号が発売前に重版決定 10月特大号はランダム封入中止も ジャンプ買い占め騒動後、付録の売り方にも変化か

集英社の月刊漫画誌「ジャンプSQ.」が、人気漫画『新テニスの王子様』の最終回を掲載した9月特大号の重版を決めた。

発売前から予約受付終了の告知が相次ぐ中、編集部は次号で予定していた『新テニスの王子様』の付録について、全4種類から1枚をランダムで封入する方式を中止。4号連続で異なるカードを1種類ずつ付ける方式に改めた。

7月には「週刊少年ジャンプ」の付録を目的とした買い占めや転売が問題となったばかりで、漫画誌の付録をめぐる販売方法に再び注目が集まっている。

写真 ジャンプSQ.編集部が投稿したXの画像

8月4日、ジャンプSQ.編集部がXに投稿した10月号のランダム付録に関するお知らせ

総勢143人参加のCD、発売前から予約困難に

『新テニスの王子様』は、8月4日発売の「ジャンプSQ.」9月特大号に掲載された第477話で完結。前作『テニスの王子様』は1999年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した。2009年3月から続編『新テニスの王子様』を「ジャンプSQ.」で連載した。

9月特大号では完結記念企画として、同誌で初めてCDを特別付録にした。収録曲は、作者の許斐剛氏が作詞・作曲した「ラケットに想い出詰め込んで」。アニメの声優陣やミュージカル版の出演者ら総勢143人が参加している。電子版にはCDが付属しないため、楽曲を入手するには紙の雑誌を購入する必要がある。最終話48ページを縮小した複製原稿セットの応募者全員サービスも実施している。

発売前から複数の書店が予約受付終了を告知する中、編集部は発売前日の8月3日に重版を発表した。

重版分は8月26日以降、順次書店に到着する予定。重版に伴い、複製原稿セットの応募締め切りも9月3日から9月30日に延長した。

SNSでは、重版の決定に「重版ありがとうございます」「もう嬉しくて涙腺崩壊です」と喜ぶ声が上がった。

全4種を4号に分散、ランダム封入を中止

編集部は重版発表に続き、9月特大号の誌面に掲載した次号予告の内容も変更した。

当初、9月4日発売の10月特大号には、特別付録「『新テニスの王子様』デュアルカードコレクション」を付ける予定だった。カードは全4種類で、1冊につきいずれか1枚をランダムで封入すると告知していた。

しかし編集部は、「9月号の反響を鑑み、ランダム付録の実施を中止」すると発表。10月号から2027年1月号までの4号に、異なるカードを1種類ずつ付ける方式に改めた。制作工程の都合で誌面の予告を修正できなかったとして、公式サイトと公式Xで変更を告知した。

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