「関わりしろ」が周りを動かし、社会を動かす

広告関係24団体の横断プロジェクト「広告のミライ」とアドタイの共同企画「おもしろ広いぞ、広告業界。」では、各団体からそれぞれ推しの広告パーソンを紹介していきます。第18回は日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)から推挙されたオズマピーアールの渋谷美生さん。酪農業界の悩みと児童のカルシウム不足を結び付け、産学が連携したキャンペーンを手がけた坂本さん。ステークホルダー(利害関係者)が関わりやすい余白を設けることで、多くの人を巻き込み社会を動かすことができると広報PRの魅力を教えてくれました。

渋谷美生さん(オズマピーアール)からのメッセージ

オズマピーアール
オズマヘルスケア本部 シニアPRディレクター 渋谷美生さん
国内外PRアワード受賞歴:「IPRA Golden World Award」Food and beverage部門 最優秀賞、「SABRE Awards Asia-Pacific」Non-Corporate Associations部門 Winner(最優秀賞)、「PR Awards Asia-Pacific」Corporate Social Responsibility部門 ゴールド、Promotional Activity部門 ブロンズ、「PRアワードグランプリ」ブロンズ

もともと広くコミュニケーションの仕事に興味があり、大学では広報PRや広告を学びました。なかでも広報PRは、情報を発信するだけでなく、社会や企業の課題を捉え直し、多様な人を巻き込みながら行動を生み出せる点に魅力を感じ、この業界を志しました。

印象的な仕事の一つが「土日ミルク」です。牛乳の消費減少という酪農乳業界の課題を、子どものカルシウム不足という社会課題として捉え直し、「学校給食がない休日も牛乳を飲もう」という提案として「土日ミルク」を発信しました。このワードを冠に、酪農家や乳業会社、教育関係者、栄養士など多様な人々が参加しやすい “関わりしろ”をつくったことで、レシピ開発や学校授業プログラムの開発、約3万人が来場したイベントなど、さまざまな取り組みへ発展しました。社会に新たな問いを投げかけ、仲間を集め人を動かし、変化を生み出せることこそ、広報PRの醍醐味だと思います。

渋谷美生さん(オズマピーアール)の仕事紹介

推挙団体・日本パブリックリレーションズ協会

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