米タイム誌は、日本時間9月15日、新しい発売号の表紙を公開した。どこかで見たような、生成AIのチャットの画面に、「How dangerous are you?」と入力したデザインになっており、AI企業の研究者らから相次いでAIに関する警鐘が鳴らされていることを受けたものとみられる。
TIME’s new cover: This summer, AI showed how frighteningly capable it has become. Now researchers, CEOs, and governments are sounding the alarm like never before https://t.co/ybKHG4xmYP pic.twitter.com/GWIiGukFi9
— TIME (@TIME) September 15, 2026
タイム誌のXへの投稿
タイム誌の表紙は、その年の最も影響力のある人物を選ぶ「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」で知られている。これまでも、独自のデザインやレイアウトで話題になってきた。2025年12月には、「今年の人」に、AI関連企業の経営者ら「AIの設計者たち」を選出。表紙には、イーロン・マスク氏や、オープンAIのサム・アルトマン氏らが並んだ。
The story behind TIME’s 2025 Person of the Year covers: https://t.co/WSNDMNRkyM
— TIME (@TIME) December 11, 2025
2025年12月のタイム誌の投稿
今回の表紙は、生成AIでよく見るチャットの画面をデザインし、「How dangerous are you?」(あなたはどれくらい危ないの?)と、AI自身にその危険性を問うというデザインになっており、特集のタイトル「AIの転換点」も記載されている。また、Xの投稿には「今年の夏、AIがどれほど恐ろしいほどに有能になったかが示された。いま、研究者やCEO、政府がこれまでにないほど警鐘を鳴らしている」と記した。
AIをめぐっては、その開発スピードについて研究者やAI企業の経営者、政治家らから危険性を指摘する声が相次いでいる。9月上旬には、米AI開発企業アンソロピックの研究者が激化するAI企業の競争に警告を示し、「人々の命を奪うことになりかねない」と主張して退職したことをSNSに投稿して話題になった。また、同社の他の研究者も「AIが全人類を滅亡させる可能性は10%以上ある」と追随するなど、これまで劇的に進化を続けてきたAIに急ブレーキがかかりかけている。
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Unsplash/Markus Spiske

