紆余曲折 ブラックサンダーのシンデレラ!?ストーリー

今回は、終売間近だったブラックサンダーの復活の歴史をご紹介したいと思います。

前回ご紹介したとおり、ブラックサンダーは1994年に発売されました。

当時、当社では「チョコナッツスリー」という商品を販売しており、当社の中では売れ筋の商品でした。パフとピーナッツをチョコレートで固めたチョコバーで、軽い食感を特徴とする20円の商品でした。現在は終売になってしまいましたが…。

choco_nats

当時、当社は子ども向け・駄菓子商品というコンセプトで商品を開発しており、ブラックサンダーは、ナッツスリーの対抗商品として開発されたものでした。軽い食感に対して、「ずしっ」とくる重さを表現しようと、ビスケット、ココアクッキーをチョコレートで固めたチョコバーに仕上げました。ネーミングも子どもが好きそうな“戦隊モノ”を連想させるということで、「ブラックサンダー」に決まりました。

今でこそ、消費者からの認知もある程度高まってきたブラックサンダーですが、発売後10年ほどは「売れない商品」という位置づけでした。1カ月の受注量が1日の生産ロットを割ってしまうほどであったため、1年間休売にした時期もありました。その時は、休売ではなく、終売にする予定でした。

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伊藤 大介(有楽製菓 マーケティング部 係長)
伊藤 大介(有楽製菓 マーケティング部 係長)

1977年静岡県生まれ。2000年に浜松大学卒業後、有楽製菓に入社。企画開発課を経て、現職。同社マーケティング部の創部に携わり、現在はブランド管理・新製品開発に従事。

twitter:有楽製菓(株)サンダーさん @Black_Thunder_
HP:http://www.yurakuseika.co.jp/

伊藤 大介(有楽製菓 マーケティング部 係長)

1977年静岡県生まれ。2000年に浜松大学卒業後、有楽製菓に入社。企画開発課を経て、現職。同社マーケティング部の創部に携わり、現在はブランド管理・新製品開発に従事。

twitter:有楽製菓(株)サンダーさん @Black_Thunder_
HP:http://www.yurakuseika.co.jp/

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