2月23日に開催される「東京マラソン2014」で、参加者3万6000人の栄養補給を目的にバナナ「極選(ごくせん)」を9万1000本提供することを発表したドールは、バナナを“聴育”する際に聞かせたい音楽について、全国20~59歳の男女1000人を対象に「聴育楽曲調査」を実施した。
「今日マラソンに出場するランナーだとしたら、バナナに聴かせるのにふさわしいのはどんな曲だと思いますか?」との問いに対し集まった回答の中から選ばれたのは、ももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」。
昨年の“聴育楽曲”でもある爆風スランプ「Runner」(181票)、ZARD「負けないで」(176票)などが多くの票を集める中、同社が今年初提供する、(ランナーの)名前、フィニッシュタイム(速報値)、家族や友達の「声援」を刻んだ“世界でひとつだけのバナナ”である「バナナトロフィー」にかけ、「1票」だけ集まった「行くぜっ!怪盗少女」を聴育楽曲として選んだ。(ほか、同じく1票だったのは「東京五輪音頭」/三波春夫、「潮騒のメモリー」/小泉今日子)。
今や東京マラソンの“風物詩”ともなった「聴育バナナ」は、取り組みがスタートした2011年から毎年、そのユニークさからテレビを中心に多くのメディアで露出されたほか、2011年のカンヌライオンズPR部門で銅賞を獲得。
2012年には、第88回箱根駅伝で完全優勝を果たした東洋大学陸上競技部・駅伝チームのメンバーに協力を依頼し、大会に向けた練習や生活の中で聴いていた歌の中で「最もお気に入りの歌」に選ばれたAKB48の「ヘビーローテーション」をバナナに聴かせ多くの話題を集めたことは記憶に新しい。
バナナは2月12日前後に日本へ到着し、甘さや食感を促す熟成期間に入る。熟成期間に音楽を聞かせて“聴育”することで出場ランナーが好タイムで完走できるよう願いを込める。
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