9月23~26日、“アジアのカンヌライオンズ”と呼ばれる祭典「スパイクスアジア(Spikes Asia festival of Creativity)」が、シンガポールで開催された。同賞は、アジア太平洋を中心に22カ国、4,984(そのうち日本は過去最多、国別最多812)のエントリーがあり、約1800名が集まった。開催期間も昨年より一日延長して4日間の開催になるなど年々規模を拡大している。
スパイクスアジア2014会場の様子
エージェンシー・オブ・ザ・イヤー1位になった電通 写真提供:東映エージエンシー
これまでは2012年の68の賞受賞が最多だった日本は今年、18部門(特別賞、ヤングスパイク除く)のうち14部門で過去最多の81(内訳:グランプリ6、ゴールド14、シルバー28、ブロンズ33)の賞を受賞した。最多受賞作品は、カンヌライオンズでチタニウム&インテグレーテッド部門グランプリを受賞した、「Sound of Honda/Ayrton Senna 1989」。同賞でもデジタル部門、フィルム部門、プロモ&アクティベーション部門、アウトドア部門でグランプリ4冠、計8部門15の賞を受賞した。また、この作品を手がけた電通は、特別賞のエージェンシー・オブ・ザ・イヤーで1位だった。
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