今年で19回目を迎える文化庁メディア芸術祭の作品募集が7月7日より始まる。
同芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰。受賞作品の展示・上映や、シンポジウム等の関連イベントを実施する受賞作品展を開催している。
本年度は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で過去1年間(2014年9月3日~2015年9月9日)に完成、または発表された作品を対象に、プロ、アマチュア、自主制作、商業作品を問わず、世界中から広く作品を募集する。
広告映像等が対象となるのは、エンターテイメント部門。ゲーム(テレビゲーム、オンラインゲーム等)、映像・音響作品(ミュージックビデオ、自主制作・広告映像等)、空間表現(特殊映像効果・演出、パフォーマンスを含む)、ガジェット(プロダクト、ツールを含む)、ウェブ(ウェブプロモーション、オープンソースプロジェクトを含む)、アプリケーション等、デジタル技術を用いて作られたエンターテインメント作品が対象となる。
応募締切は、9月9日(水) 日本時間 18:00 必着。
同部門の審査員は、飯田和敏(ゲーム作家/立命館大学映像学部教授)、宇川直宏(現在美術家/京都造形芸術大学教授/DOMMUNE主宰)、工藤健志(青森県立美術館学芸員)、東泉一郎(デザイナー/クリエイティブディレクター)、米光一成(ゲームデザイナー)の五氏。一昨年はSound of Honda / Ayrton Senna 1989が、昨年はIngressが大賞を受賞している。
応募作品については審査委員による審査を経て、部門ごとに大賞、優秀賞、新人賞、功労賞、審査委員会推薦作品を11月下旬に決定、2016年2月3~14日に国立新美術館(東京・六本木)を中心に、受賞作品等を紹介する受賞作品展を開催する。
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