2011年度の「PRパーソン・オブ・ザ・イヤー」(日本パブリックリレーションズ協会)が決定した。本年度の受賞者は、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)監督 佐々木則夫氏。
同賞は、PRに対する理解促進を目的に、PRの基本理念であるパブリックインタレスト(公益)に貢献した人、あるいはそれぞれの分野でPRの視点から活躍した人を表彰するもの。同協会会員ならびに顕彰委員会が選考を行った。
FIFA女子ワールドカップ2011決勝において、息詰まるPK戦を控えても、日本女子代表「なでしこ」の選手たちに笑みを振りまいていた佐々木則夫監督。選手の個性と自主性を尊重し、「楽しむ」ことを基本に指導する、女子スポーツにおける新しいタイプの指導者であること。そしてメディアにも自然体で対応するなど、コミュニケーターとしての新しい姿を見出すことができることが評価され、受賞となった。
賞を受けて、佐々木監督は「自分のパーソナリティをそのまま出しているだけです。それが皆さんに伝わり、評価いただけたのだとしたら、うれしい限りです。今後とも、なでしこジャパンをよろしくお願いいたします」とコメントした。
佐々木監督には、トロフィーと副賞10万円が授与された。
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