パナソニックは7月23日、電気シェーバーを中心に展開してきた「ラムダッシュ」を、ボディトリマーやヘアーカッターなどを含むメンズ美容シリーズへ拡大すると発表した。今後は化粧品やスキンケアなどの非家電領域にも踏み込み、2〜3年以内の商品投入を目指す。2030年度には、非家電商品を含むラムダッシュシリーズのグローバル販売規模を、2025年度比1.5倍に拡大する目標を掲げる。
シリーズ拡大の中核商品として、「ラムダッシュ パームイン」初となる6枚刃モデル「ES-P690U」「ES-P680U」「ES-P650U」を9月上旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格(税込)は、最上位のES-P690Uが8万4000円前後、ES-P680Uが7万5000円前後、ES-P650Uが5万4000円前後となる。
手のひらサイズで累計70万台
「ラムダッシュ パームイン」は、ラムダッシュの5枚刃テクノロジーを手のひらサイズに凝縮し、持ち手をなくしたシェーバー。2023年9月に発売し、2026年3月までに国内累計出荷台数70万台を突破。パナソニックの国内メンズシェーバーの販売規模も、2025年度には2022年度比143%に拡大。パームインが成長をけん引したとみている。
パームインは、小型ながら高い剃り性能を備えるだけでなく、手のひらに収まる独自の形状や質感によって、“所有欲”を満たす商品として新たな需要を開拓。自宅での使用に加え、出張や旅行に持ち運ぶ2台目として選ばれるほか、従来の電気シェーバーに関心が薄かった若年層や、男性への贈り物を探す女性にも支持を広げている。
パナソニックのビューティ・パーソナルケア事業部、中村正治事業部長は、プレゼント需要は「想定以上に高かった」としている。
6枚刃と金属ボディーで8万4000円
「ラムダッシュ パームイン」初の6枚刃モデル「ES-P690U」
新商品の「ラムダッシュ パームインPRO 6枚刃」は、6枚刃と毎分約1万4000ストロークで駆動するリニアモーターを手のひらサイズに凝縮した。スティック型の6枚刃モデルで培ったモーター技術を採用し、限られた内部空間に収めるため、駆動回路を新たに設計。全自動洗浄充電器との通信とワイヤレス充電を担うユニットも追加した。

