ダイキン工業は7月21日、11カ国12都市の暑さの実感や暮らしの変化、エアコンの使い方について聞いた「世界の空気感調査」の結果を発表した。自宅にエアコンを保有している20代から60代、合計1200人に対し5月29日から6月5日(東京のみ6月3日)にかけて調査したもので、対象とした都市は東京、上海、バンコク、デリー、ドバイ、イスタンブール、パリ、マドリード、ラゴス、サンパウロ、ニューヨーク、ヒューストン。
2002年から同様の調査を実施しており、 調査対象をグローバルに広げた現行の調査は2024年に続き2回目の実施となる。
世界12都市平均で86.5%が「5年前と比べて暑くなった」
近年の暑さの変化について、「5年前と比べて、住んでいる地域は暑くなった」と回答した割合は、12都市全体で86.5%。都市別に見ると、「暑くなった」との回答が最も多かったのはバンコク(タイ)で97.0%。東京、デリー(インド)が94.0%と後に続いた。今年、熱波が到来している欧州のマドリード(スペイン)やパリ(フランス)も、平均よりも高い回答割合を示している。
また、「過去1年間で暑さの影響で変化した生活習慣・行動」について尋ねたところ、「日中の外出や屋外での活動を控えたことがある」(59.1%)、「自宅や屋内で過ごす時間が全体的に増えた」(40.7%)などが上位に。一方で、「特に変化がない」と回答した人が多かったのは、ニューヨーク(18%)、ヒューストン(17%)のアメリカ2都市。世界平均の6.6%と比較するとおよそ2倍の回答率となった。
エアコン使用時間最長は東京 睡眠時のエアコン使用方法に変化も
暑い時期の1日の冷房使用時間についての調査では、世界12都市の平均使用時間は10時間10分。最も使用時間が長かったのは東京で、14時間12分。このうち29%が「ほぼ終日稼働」と回答した。
暑さによる体調不良についての設問では、特にないと回答した割合は10.1%。全体のおよそ9割が何らかの不調を感じている結果となった。不調の内容として回答が最も多かったのが「睡眠の質の低下」で58.3%。「疲労感やだるさ」(50.9%)、「頭痛」(36.1%)が続いている。
睡眠時のエアコンの使い方についての調査では、「朝までつけっぱなし」(43.2%)、「切タイマーを設定」(35.6%)、「寝る前に冷やして切って寝る」(13.9%)の順で活用方法の割合が多くなっている。
東京に焦点を当てると、「朝までつけっぱなしにする」と回答した人の割合が12都市の中でも3番目に多い結果に。2024年の調査では「朝までつけっぱなし」と「切タイマー」が拮抗していたのに対し、今回は「切タイマー」率を大きく上回っている。





