TikTokはもはや「巨大な販路」 美容コンテンツの検索228%増、発見から来店予約までを一気通貫 日本初の「TikTok Summer Fit & Beauty Fest」実施中

TikTok for Businessは7月1日、フィットネスと美容に特化したキャンペーン「TikTok Summer Fit & Beauty Fest」を開始した。脱毛や美容総合サービスを中心とする4社5ブランドが参加する。実施期間は8月31日まで。

紫外線対策やスキンケア、ボディケア、フィットネスなどへの関心が高まる夏に合わせ、スポンサーブランドのサービスを紹介する。特設サイトやクリエイターコンテンツを通じ、情報収集や比較検討から、店舗への来店、サービス利用までを後押しする。

広告バナーを掲出するだけではなく、夏の美容・健康需要に合ったサービスとして提案することで、ブランドとユーザーの新たな接点をつくる狙いだ。

写真 TikTok

海外施策の知見を生かし、夏の需要期を狙う

特設サイト「TikTok Summer Fit & Beauty Fest」

TikTok for Businessは、企業や広告主向けに、TikTok上の広告商品やマーケティング支援サービスを提供する事業。TikTok内の広告に加え、アドネットワーク「Pangle」などを展開し、商品やサービスの認知拡大から比較検討、顧客獲得までを支援している。

海外では、TikTok Shopなどを通じ、需要が高まる商戦期に合わせた「Mega Sales」を各地域で展開している。広告主に露出機会を提供し、事業成長を支援する施策だ。

2024年にインドネシアで実施した「Ramadan Mega Sales」では約100万米ドル、2025年に米国で実施した「Black Friday Mega Sales」では約400万米ドルのGMV(流通総額)を記録した。

「TikTok Summer Fit & Beauty Fest」は、こうした海外施策で得た知見を生かし、日本市場における美容・ヘルスケア需要や、ユーザーの検索・比較行動に合わせて設計した。

TikTok for Business Japan, Leads-Healthcare, Legal & Education Unitの山田成海部長によると、夏はユーザーの美容・ヘルスケアへの関心が高まるだけでなく、広告主による同領域への出稿も増える時期だという。

一方、夏季は4月と比べ、CPM(広告を1000回表示するためにかかる費用)やCPA(顧客を1人獲得するためにかかる費用)が低い傾向にある。同じ広告予算でも、より多くのユーザーへの広告表示や顧客獲得を見込めるため、費用対効果を高めやすい時期と位置づける。

TikTokで広がる美容・ヘルスケア領域

TikTokでは、メイクアップやスキンケア、パーソナルケア、フィットネスなど、美容・ヘルスケア領域のコンテンツが成長を続けている。特に、メイクアップやスキンケア、パーソナルケアといった「自分磨き」に関する情報への関心が高まっているという。

ビューティーカテゴリー全体の動画視聴数は前年比11%増となった一方、検索数は同228%増となった。TikTokの内部データによる、2025年1~2月と2026年1~2月の比較。

コンテンツを受動的に視聴するだけでなく、自ら検索し、情報収集や比較検討を行うユーザーが大幅に増えていることが分かる。

人気のハッシュタグや検索キーワードにも、「ボディケア」「肌荒れ救世主」など、自分の悩みや目的に合った商品やケア方法を探す傾向が表れているという。

商品名を直接検索するだけでなく、肌や体に関する悩みを起点に情報を集め、新しい商品やサービス、ブランドを発見する行動が広がっている。

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