任天堂は8月6日、2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.5%減の5178億1300万円だった一方、営業利益は1425億9600万円で同比約2.5倍(150.5%増)に拡大した。営業利益率も前年同期の9.9%から27.5%に上昇している。
経常利益は同115.1%増の2061億5000万円、四半期純利益は同53.5%増の1474億2300万円だった。
Switch 2本体は発売初年度の反動で販売台数が減少。発売直後だった前年同期の582万台から34.4%減の382万台となった。一方、ソフトウェア販売の伸長と米国関税の還付で大幅増益。マリオ映画もIP関連収入の拡大に寄与した。
Switch 2は382万台、従来機向け新作が794万本
Nintendo Switch 2のハードウェア販売台数は382万台、ソフトウェア販売本数は946万本だった。5月発売の『ヨッシーとフカシギの図鑑』、6月発売の『Star Fox』が堅調に推移したほか、前期発売の『ぽこ あ ポケモン』も販売を伸ばした。
Nintendo Switchは、ハードウェア販売台数が66万台、ソフトウェア販売本数が3381万本となった。中でも4月に発売した『トモダチコレクション わくわく生活』は794万本を販売した。
Nintendo Switch 2でNintendo Switch向けソフトを遊べる後方互換性も、過去タイトルの販売を下支えした。任天堂によると、前期以前にNintendo Switch向けに発売したタイトルも安定した販売状況が続いているという。
ダウンロードソフトなどを含むゲーム専用機のデジタル売上高は、前年同期比90.0%増の1327億円だった。パッケージ版と併売するダウンロードソフトの売り上げ増加が寄与した。
マリオ映画でIP関連収入は倍増
ゲーム専用機以外では、2026年4月1日から世界各地で公開された映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が業績に寄与した。全世界の累計興行収入は10億ドルを突破し、ゲームを原作とする映画として、前作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に次ぐ歴代2位を記録した。
