「違法だよ!あげるくん」CMに新キャラ登場、違法動画を見る「あげない先輩」が生まれた理由とは?

日本民間放送連盟は、インターネット上における放送番組の違法配信抑止のため啓発スポット「違法だよ!あげるくん」の新バージョン「あげない先輩」篇を公開した。

「あげない先輩」篇

2019年にスタートした本シリーズ、無断アップロードが違法行為であることを様々な切り口で周知しながら、軽い気持ちで行わないよう「つかまるよ、マジで。」と言うキャッチフレーズで注意喚起を行ってきた。今回は、違法動画を「アップロードしない」ことだけではなく、「見る」こと自体も回り回って違法アップロードにつながっていることを訴求している。

「言われてみればそうなんですけど、一番むずかしいのは見るだけでは捕まらないということ。だから、これまでのように『つかまるよ、マジで。』と言えません。正直『何を言えば止められるんだろう?』と思いました。そこが今回の企画を考える上で、一番大きな出発点でした」と、クリエイティブディレクター 中野仁嘉氏。

「つかまるから、やめよう」という強い理由が使えないことから注目したのが、「見る人がいるから、違法動画がまた増えていく」という構造だ。

「違法動画を見る。→アップロードした人が不正に利益を得る。→だから、また違法動画がアップロードされる。つまり、見ることも違法動画を増やすことにつながっている。このことを、説教っぽくなく、できるだけわかりやすく伝えたいと思い、登場したのが『あげない先輩』です」

劇画タッチの「あげない先輩」は熱く、曲がったことは嫌い、だけど大事なところが抜けている、愛すべき先輩だ。「牧歌的な世界観の中に、劇画っぽいタッチをいれたい」という想いで、アートディレクター 川辺圭氏がつくりあげた。

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