シャープ広報はなぜ “粋” なのか 嵐、さくらみこ、ナフサ不足で見せた神対応の数々…114歳誕生日に祝福殺到までの積み重ね

「本日はシャープ114歳の誕生日です。おめでとう。なにぶん高齢なので、やさしくしてください。」

シャープが9月15日、公式Xに投稿した自社の “誕生日祝い” が反響を集めている。投稿には「お誕生日おめでとうございます」など、ユーザーから祝福の声が相次いだ。

中には、「コロナ禍の不足時、マスクを作ってくれた恩は忘れません」「水を入れなくていい加湿器が完成するまで長生きして下さいね!」と、過去の取り組みや公式Xでのやり取りに触れる声もあった。製品だけでなく、日頃の広報活動まで記憶しているユーザーがいることがうかがえる。

シャープ公式アカウントは10年以上前から、企業らしさにとらわれない発信やユーザーとの距離感の近いやり取りで、たびたび話題を集めてきた。ここ最近では、嵐のラストツアーやナフサ不足など社会的な話題をきっかけに、生活者の声を拾った機転の利いた発信や、ファンに寄り添う “粋な計らい” で注目された。

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「嵐のライブを楽しんで」問い合わせ前に先回り

5月、嵐のラストツアー最終公演を前にシャープが公開したのは、「配信をデカいテレビで見る方法」だった。

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同社は、パソコンやスマートフォンで配信されるライブをテレビ「AQUOS」で視聴するための接続方法をサポートページで案内。公式Xでは「今週日曜の嵐ラストツアー最終公演からの問い合わせを見越して」と、ページを用意したことを明かした。

背景には、企画担当者の周囲で「ライブ配信をテレビで見たい」という相談があったことに加え、お客様相談室にも問い合わせが寄せられていたことがあった。問い合わせが増えてから対応するのではなく、困る人が現れることを見越して先回りした形だ。

投稿には「感謝カンゲキ雨嵐」「いつでも、目の付け所がシャープ」のほか、「シゴデキ~!!」「神対応すぎる」「命拾いしました」など、先回りした対応を称賛する声が相次いだ。

「足りない」に奮闘する企業へ 5年前のマスク秘話を再公開

社会の出来事に合わせ、過去の自社コンテンツを掘り起こすこともある。

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2026年5月、ホルムズ海峡封鎖に伴うナフサ不足が社会問題となる中、シャープは公式Xで「ちょうど5年前、マスクが『足りない』にシャープが立ち向かった記録です」と投稿した。

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