「スーツケース、もう入らない」を解決 服を7分の1に圧縮する機械を開発 空港に導入目指す

羽田空港を運営する日本空港ビルデングは、衣類を機械で自動的に圧縮するサービスの開発を進めている。空港利用者への調査で、「荷物の収納スペースが不足していることを理由に、お土産の追加購入を断念した経験がある」との声もあったことから、都内のスタートアップと共同開発を進め、機械の改良などを重ねて本格導入を目指す。

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Unsplash/Marissa Grootes

導入するのは、都内のスタートアップSJOYが開発する、衣類専用自動圧縮サービス「Pocket Tips」。機械に衣類をそのまま投入すると、約1分で体積を最大7分の1のサイズに圧縮できる仕組み。Tシャツを入れた場合は手のひらサイズくらいに圧縮できるという。一度に薄手の生地なら8枚くらい投入でき、厚手のニットやデニムにも対応できるという。また、従来の圧縮袋を使う方法より、衣類そのものを自動で圧縮するため、袋を購入する必要もない。

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衣類を圧縮する機械

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(左)投入する前の衣類と、(右)圧縮した衣類

機内への持ち込み荷物が多いと乗客の搭乗にも時間がかかり、収納スペースを探すなど、定時運航の支障になっていると指摘されてきた。空港の離発着数が増えていることから、国土交通省航空局から定時性の確保に向けて取り組むよう要請があったことを受け、2026年4月には定期航空協会が取りまとめた飛行機内持ち込み手荷物に関する新たな業界統一ガイドラインが変更された。

新たなガイドラインでは、機内に持ち込める荷物は2個まで。お土産の袋や小さなバッグも1個として扱われる。身の回り品は前の座席の下に入る大きさの範囲内とし、上の収納棚を利用する場合は「自分自身で収納できるサイズや重さのもの」と各社が呼び掛けている。

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