AKB48の32ndシングル「恋するフォーチュンクッキー」は、誰でも楽しく歌いながら踊れる曲で、子どもから大人まで、国内のみならず海外でも人気。発売1週間で約133万枚を売り上げた。
また、AKB48のファンのほか、GMOインターネットグループやテイクアンドギブニーズといった企業など、さまざまな団体がこの楽曲を踊るミュージックビデオを作成してYouTube(ユーチューブ)に公開し、ソーシャルな広がりも見せている。
なかでも、古川康知事や県庁職員が出演する佐賀Ver.が話題を呼んでいる。2013年9月9日の公開以降、再生回数が増え続け、10日後の19日には、佐賀県の人口80万人を超えた。佐賀県庁の約60所属の職員が参加し、佐賀県の情報発信プロジェクト「FACTORY SAGA(ファクトリー サガ)」や、少子化対策として取り組む「418(しあわせいっぱい)プロジェクト」、など、それぞれの施策を、ちょっぴり恥ずかしそうに、笑顔で踊りながら紹介している。佐賀県産米「さがびより」や「佐賀牛®」といった県産品、「佐賀城本丸歴史館」、「吉野ケ里遺跡」、「祐徳稲荷神社」などの県内の観光地等も織り込み、積極的にPRしている。
ゆるきゃらも登場し、“楽しい佐賀県、元気いっぱいの佐賀県”を伝えている「恋するフォーチュンクッキー佐賀県庁Ver.」。茶目っ気たっぷりのPR策は奏功するのか、AKB効果に期待が寄せられる。
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