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日本でもよく知られるようになったマーケティングオートメーションだが、これまではB2B企業のマーケティングで利用されることが多かった。しかし、「マーケティングオートメーションはマーケティングの領域以外にも様々な活用方法があるのではないか…。」そんな発想から、総務省ICT健康モデル実証実験の基盤としてマルケトのマーケティングオートメーションが採用された。
リードナーチャリングの目的は“販売”だけではない!?
プロジェクトを担当する電通の片山智弘氏(ビジネス・クリエーション・センター 事業開発室 事業プロデュース1部 プロデューサー)は「昨年12月より、総務省ICT健康モデル実証実験の一環で、藤沢サスティナブルスマートタウン(FSST)を活用した、被扶養者向けの健康プログラムの提供を開始しました。被扶養者、つまりは主婦層の健康意識を高めることを目的とした実証実験ですが、ここでマルケトのマーケティングオートメーションを採用しました」と話す。
もともと電通では、2013年度に総務省の「ICT街づくり」推進事業の委託先候補に選定され、愛媛県・松山市を舞台に、街づくりというテーマにICTを絡め、防災・観光・健康の3点を活性化させる実証実験を受託した経緯がある。