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マーケターが知っておきたい!Twitterの超・基本 ユーザー動向篇

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世界中に3億人以上のアクティブユーザーを持つ、Twitter。そのTwitterを企業は、どのように広告やマーケティングに活用すればよいのでしょうか?ここでは、全12回に分けて「マーケターが知っておきたい、Twitterの基本」を紹介していきます。第1回は、知っているようで知らない「Twitterの超基本」について、Twitter Japan株式会社 執行役員でオンラインセールス担当執行役員の王子田 克樹氏が解説します。

Twitterが日本語化されたのは、2008年。それ以降、様々なソーシャルメディアが登場していますがTwitterは日本において、ソーシャルメディアが一般化するきっかけとなったサービスだと言えます。読者の方の中にはすでに公式アカウントを運用している、あるいはプロモツイートに出稿をしたこともあるという方もいるかもしれません。

しかしソーシャルメディアは常にユーザーや社会の変化に合わせて進化をしています。連載第1回では知っているようで、あまり知られていないTwitterの最新動向や基本を解説していきます。

右肩上がりに増え続けるユーザー 約半数は30歳以上というデータも

まず、皆さんが考えるTwitterのイメージとはどのようなものでしょうか?ユーザー、非ユーザーに関わらず、Twitterに関する3つの誤解を持っている人が多いように感じます。その3つとは

  1. Twitterは140文字のみの短文投稿サービス?
  2. ユーザーが増えていなそう……。
  3. 若者向けのサービスなのでは?

になると思います。

まず1、なのですが、ニュースなどでも、「短文投稿サービスのTwitter 」と紹介されることが多いのですが、もちろん140文字だけのサービスではありません。メディアフォワードという呼び方になりますが、画像も投稿できますし、動画や音楽も投稿可能です。動画の下にリンクを付けたり、アプリのダウンロードなどもできます。若いユーザーはVineと連動した投稿する人も増えていますね。

2、のユーザー数ですが、世界中に約3億2000万人のアクティブユーザーがいて、1日当たりのツイート数は約5億ツイートとなっています。そのツイートの中でも日本のユーザーからのツイートが多いとも言われています。また、正確な数字が出せないのですが、2011年から右肩上がりでユーザー数も増えています。これは、今後も更に順調に増えていくという予想をしています。

最後に3、ですが、下図を見ていただいても分かるのですが、ユーザーの48%は30歳以上というデータがでています。

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そして、利用状況なのですが、ツイートはたまにして主に読んでいるだけのユーザーが40%いることが分かります。30歳以上のユーザーとリード重視のユーザーのために、今年の6月から新たに“ニュース”という機能を公開しました。これは日本で企画して、リリースされた日本独自のサービスです。これによって、これまでよりもTwitterが情報取得のツールより身近になればと思っています。

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