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20代女性の半数以上がスマートフォン保有、AndroidがiOSシェアを逆転――D2C調べ

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ディーツー コミュニケーションズ(D2C)は4月18日、今年2月に実施したスマートフォンの普及動向に関する調査の集計結果を公表した。調査結果によるとスマートフォンの所有率は23.6%に達しており、前回調査(2011年1月)から16.0ポイント上昇。特に女性のスマートフォン所有者が大幅に増加していることが分かった(図1)。

スマートフォン所有率グラフ

図1 スマートフォン所有率

調査は15~69歳の生活者3000人を対象に郵送により実施し、エリアや性年代別の人口構成比に合わせて回収・集計したもの。スマートフォンの所有パターンのほか、非所有者の購入意向、iOSおよびAndroid端末のシェア、キャリアごとのシェアについても分析している。

スマートフォンの所有パターンでは、「スマートフォンのみ利用」が17.7%、「スマートフォンとフィーチャーフォンを併用」が5.9%、「フィーチャーフォンのみ利用」が73.0%となった。2011年調査と比較すると、「スマートフォンのみ利用」が4.0%から17.7%へと大幅に増加している(図2)。

スマートフォンとフィーチャーフォンの所有状況グラフ

図2 スマートフォンとフィーチャーフォンの所有状況

また性年代別にスマートフォンの所有率を見ると、男性・女性とも「20~29歳」が最も高かった(男性48.3%、女性54.2%=図3)。特に、「20~29歳女性」は、2011年調査の9.6%から40ポイント以上増加しており、急速にスマートフォンの普及が進んでいる。なお、スマートフォン非所有者の32.3%が購入意向を示しており、特に「10~19歳」で著しい。15~19歳男性で60.0%、同女性で66.1%が「ぜひ購入したい」あるいは「まぁ購入したい」と答えている。

性年代別、居住地域別 スマートフォン所有率グラフ

図3 性年代別、居住地域別 スマートフォン所有率

このほか、スマートフォンのOS別に所有者の割合を見ると、iOSが39.6%(2011年調査:57.7%)、Android OSが56.7%(同29.1%)に。この1年でAndroid OS端末の所有者が半数を超えた(図4)。また、スマートフォン所有者が契約している通信事業者の比率を見たところ、ソフトバンクモバイルが38.5%(2011年調査:61.0%)、NTTドコモが34.4%(同22.0%)、KDDI(au)が25.3%(同13.6%)の順となった。

スマートフォンユーザーの利用端末のOSグラフ

図4 スマートフォンユーザーの利用端末のOS

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