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“雲生成装置”の独自開発に成功したダイキン工業、チームラボと自然の雲への映像投影に挑戦

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ダイキン工業とチームラボは、自然の雲に映像を投影する「雲プロジェクト」に共同で取り組み、今年9月10日~12日に“雲海”の名所である「北海道星野リゾート トマム」で雲への映像投影に挑戦する。投影の様子は、24日より公開する「雲プロジェクト特設サイト」で配信していく予定。

雲プロジェクトは、自然に浮かぶ雲に映像を投影し、自然とアートを一体化させた迫力ある作品作りを目的に、昨年1月に発足。自然の雲に映像を投影するために、映像投影に理想的な雲の条件や出現率について分析を重ねた結果、空気中の温度・湿度・清浄を自在にコントロールする空調技術を応用した「雲生成装置」を独自開発し、雲を再現することに成功した。装置で作り出した雲でチームラボとさまざまな映像シミュレーションを繰り返すことにより、映像を鮮明に投影するために必要な色調、形、光量などをノウハウとして蓄積し、表現方法を追求してきた。9月に予定されている映像投影は、それらの取り組みの集大成として行うもの。

 総合空調メーカーであるダイキン工業は、「空気に対して多くの人に関心を持ってもらいたい」との思いから、“空気”を題材にしたさまざまな活動に取り組んでおり、プロジェクトもその活動の一環としてスタートした。

written by kouhoukaigi