25日に定時株主総会を開催した、日本マクドナルドホールディングス。サラ・カサノバ社長の発言や業績回復への道すじに引き続き注目が集まっているが、株主総会の前日にあたる24日には世界24都市でサプライズを仕掛けるイベントが繰り広げられた。
日本マクドナルドでは24日、二子玉川ライズ ガレリアにてフォトブース「McDonald’s “SMILE PHOTO BOOTH”」を設置し、無料写真撮影会を開催した。「FUN PLACE TO GO(マクドナルドに行けば何か楽しいことがある)」というコンセプトを周知させるためのグローバルキャンペーン「imlovinit24」の一環で、撮影ブース内でサプライズを仕掛けことによって、68組171人の来場者に驚きの体験を提供した。
フィリピン、オーストラリア、ベトナムなど世界24都市にて同日開催を行っており、日本での開催は二子玉川のみ。24都市、24日の24時間限定での開催は「1日中(24時間)楽しみを提供する」という考えにちなんでいる。オリンピックやワールドカップなどのイベント以外で世界同時開催のイベントを行うのは初めての取り組み。
各都市でのサプライズ内容は異なる。日本は、ブース内にて撮影した写真の印刷を待っていると、写真受取口からいきなりクルーが現われ、ハンバーガーの提供を行うという内容。屋外にブースが設置されていたため、来場者の驚きの声が響き渡り通行人の関心を喚起していた。他国では、フィリピンにて高速道路の料金所がマクドナルドのドライブスルーになる、オーストラリアの街中に中がリラックススペースとなった巨大なコーヒーカップが出現するといった内容のサプライズが行われた。
日本での開催地を二子玉川に設定した理由について、同社コーポレートリレーション本部PR部によると、「ショッピングモールが増えていることと、春休みであることで家族連れの方が多く集まっていますし、オフィスもあることでビジネスパーソンもターゲットとした」とのこと。24日のサプライズの様子は2分超の動画にまとめられており、25日夕刻よりYouTubeでも公開されている。
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