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広報官役・ピエール瀧さん「5回は見直した」と太鼓判——ドラマ『64』

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左から、山本美月さん、新井浩文さん、ピエール瀧さん、木村佳乃さん、永山絢斗さん。

4月18日からNHKでスタートするドラマ『64(ロクヨン)』の試写会が7日、同局で行われた。試写会後の会見には、広報官役で主演するピエール瀧さんをはじめ、妻役の木村佳乃さん、記者役・永山絢斗さん、広報室のメンバーを演じた新井浩文さん、山本美月さんら主要キャストが出席し、ドラマにかける思いなどを語った。

原作は、『クライマーズ・ハイ』『震度0』など、警察と記者の攻防をリアルに描いたミステリー小説で知られる横山秀夫さん。ある地方県警を舞台に、県警の広報室と広報室と記者クラブが加害者の匿名問題で対立する中、昭和64年と平成14年にまたがる2つの誘拐事件を、ピエール瀧さん演じる広報官の視点で描く。
NHKでは、4月から土曜ドラマ枠を9時から10時へと変更。大人世代でも楽しめる「濃密で大人なエンターテイメント」(制作統括・屋敷陽太郎氏)を目指す。

主演のピエール瀧さんは「“昭和顔”ということで主演に選ばれたと聞き、『NHKはどうかしちゃったのかな』と思った(笑)。難解な作品で、『本当にできるのか』というのが率直な感想だったが、自分の出た作品をあまり見直すことがない中、この作品はもう5回は見直している」と完成度の高さに太鼓判を押す。

広報室との激しい攻防を繰り広げた記者役の永山さんは「これまで記者という仕事について知る機会がなかった。まず地方に転勤するとか、新しく知ることがたくさんあった」と、普段演じることがない役柄に新鮮さを感じた様子。

広報室の紅一点、美雲役を演じた山本さんは「記者クラブの雑多な感じに驚いた。ひとつひとつ(の記者ブース)で生活ができそう」と、本物さながらのセットに驚いていたようだった。

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