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ロケーションベース広告のxAd、日本でのビジネスを本格展開

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ロケーションマーケティングサービスを提供するxAd(本社・米ニューヨーク)は、日本法人によるサービス展開を本格的に開始する。それに伴い、3月31日に日本法人設立記者発表会が開催された。

xAdジャパンは2015年6月1日に登記が完了しており、カントリーマネージャーに安里勇吾氏が就任している。安里氏はオーバチュア・ジャパン(現・ヤフー)、ライトメディアを経て、米国オーディエンスサイエンス社の日本法人立ち上げに従事。フリークアウト社の米国法人Dobleas社のCEOを務めた経験も持つ。

xAdはグローバルで月間3億のユニークデバイスにリーチできるスケールが強み。また「xAd blueprints」という特許技術により、例えば特定店舗の店内に入った状態、駐車場にいる状態など、精度の高い位置情報をリアルタイムに収集できる点が特長だ。

安里氏は「小売・流通業の販促プロモーションのためだけでなく、ブランドマーケターが消費者理解を深めるためにも活用できるのがロケーションベース広告の魅力。米国でもクーポン広告の配信だけでなく認知獲得目的でも多く使われている。

広告の効果を知ることで、マーケターが立てたターゲットに関する仮説の検証にも役立てることもできる。サーチ広告、ソーシャル広告のように、日本のマーケティング市場に『ロケーションベース広告』という新たなカテゴリを創出していきたい」と今後の意気込みを語った。


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