コピーライターの将来性って、どうなんですか?そんなあなたに、真面目なコラム。

ライティングからプランニングへの新しい流れも発生

広告会社など、大きなクリエイティブ・コミュニケーション機能を持っている会社では、ひとつの明確な変化が見られます。それは、コピーライターが「書く商売」から「企画する商売」へと変移しつつあることです。

もちろん、全員ではありませんが、その萌芽ははっきりと見られました。メディアニュートラルな環境のなかで、キャッチフレーズというアウトプットに自らの努力を結実させるのではなく、広告づくりそのものの構造や仕掛けを企画しつつ、その過程で自由にメディアを考え、言葉を生み出すという「一派」の誕生です。決して、言葉づくりを放棄してはいないのですが、もはや従来のキャッチフレーズを考える仕事にこだわりません。より創造の領域が広がったと言えます。それらの仕事が、世界最大級の広告賞「カンヌライオンズ」で賞を獲っていて輝かしい成果を生み出してもいます。

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