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上海で開催「CES ASIA」現地レポート① — 中国でも主役は自動車(森 直樹)

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上海でも「CES」の主役は自動車か?

「CES ASIA」の今年の特徴は、自動車関連の展示が大幅に拡大したことにあるようです。展示会場はN1会場からN5会場+W5会場と大きく6のエリアに分かれていますが、自動車は昨年の2倍の2エリアに渡って展示されていました。アウディ、メルセデス、フォルクスワーゲン、コンティネンタル、ボッシュなどの欧州勢、日産自動車、本田技研工業、デンソーなどの日本勢、さらに現代自動車やKIAなどの韓国勢などの自動車メーカーや大手自動車部品メーカーが出展していました。

展示会場が2倍となった自動車関連の展示エリア。MaaSを意識した自動運転車のプロトタイプ出展が目立つ。

Baiduが提供する自動車のコクピット専用OSの展示。音声対話やBaiduのAIプラットフォームとの連携を可能にしている。

ホンダがスマートモビリティの展示をしていた。シェアリング自転車やバイクが普及する中国でのニーズは高そうだ。

デンソーは自動運転車の中で、VRコンテンツを楽しむ提案をしていた。「CES ASIA」では、自動運転車とVRを組み合わせた提案が多く見られた。

次ページ 「スマートリテール・ロボット・AI及びセンサーなど、
中国が先頭を走る領域の出展も目立つ」へ続く