日本雑誌広告協会は11月6日、第62回「日本雑誌広告賞」の表彰会を開催した。本広告賞の結果は10月11日に発表され、グッチジャパンが、経済産業大臣賞と総合賞をダブル受賞した。
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経済産業省大臣賞、総合賞をダブルで受賞したグッチジャパンのEliana N. Nohara氏が受賞者挨拶に登壇。
「2015年にCEOに着任したマルコ・ビッザーリが、新しいクリエイティブディレクターにアレッサンドロ・ミケーレを指名したことは業界を大いに驚かせました。今回の作品は、彼らの『21世紀のファッションとラグジュアリーを再定義する』という大きなビジョンを実現するものです。
私たちは、ブランドからの一方的なメッセージではなく、お客様自身に価値を感じていただくことを一番大事にしております。この度チャレンジした新しい美学に共感していただいて、そして評価していただいたことは大変うれしく思います。ありがとうございました」と受賞作品へ込めた思いを語った。
審査委員長を務める佐々木宏氏は「今回のグランプリは、審査員のあいだでも大きく揉めずに決まりました。木製の方舟に入っていく動物たちとモデルの写真にGUCCIと書いてあるだけで、今の多様性やSDGsといったテーマが語らずに伝わってくる。これはやられたなと。テレビやネット、新聞といったいろいろなメディアがある中で、雑誌広告というのは一番こじんまりしているようにも見えるのですが、実はそのクオリティや面白さでは一番だと改めて感じました」と、今回の審査を振り返った。
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