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コラム

コピー年鑑と私

これでモトが取れる!コピー年鑑の効果的な読み方(文・橋口幸生)

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東京を中心に日本全国で活躍するコピーライターやCMプランナーの団体である東京コピーライターズクラブ(TCC)。「TCC賞」応募作品の中から、コピーの最高峰を選ぶ広告賞「TCC賞」の入賞作品と優秀作品を収めた『コピー年鑑』は1963年に創刊、2022年度で60冊目を迎えます。各年鑑はその時々の時代性を広告という側面から反映した貴重なものとなっており、特に、コピーに関してはバイブル的存在として受け入れられています。
そんな『コピー年鑑』をテーマに、本コラムではTCC会員であるコピーライターやプランナーが執筆。第6回目は、「図書カードNEXT」の新聞広告などを手がけられた橋口幸生さんです。

2万円&2キロ超え(今、体重計で測ってきました)という、なかなかハードルの高い本であるコピー年鑑。そこで、僕なりの「モトが取れるコピー年鑑の読み方」をご紹介しようと思います。

1. 自腹で買う
お金を払ってバカでかい本を買うから、元を取ろうと思う。だから、身になるんです(職場に置いてあるタダで読める本って、あまり読まないですよね)。

2. 時間を決める
空いた時間に読もうと思っていると、確実に積読で終わります。会議やプレゼンと同じように、カレンダーに読書の時間を入力するようにしましょう。

3. 音読する
目で文字を追うだけより、声に出した方が、確実に記憶に定着します。写経するのが一番いいけど、人間、面倒なことは中々やりません。音読でも十分です(本当に好きなコピーは、写経することをオススメします)。

あなたとコピー年鑑がいい関係を築くことを応援しています!

 

橋口幸生 はしぐち・ゆきお
TCC2008年入会

電通 クリエイティブ・ディレクター、コピーライター。ソーシャルメディアで支持されるコピー、企画を得意とする。代表作はロッテガーナチョコレート、「図書カードNEXT」新聞広告、鬼平犯科帳25周年ポスター、「世界ダウン症の日」新聞広告、貞子3D「世界でいちばん、3Dが似合う女」など。『100案思考』『言葉ダイエット』著者。趣味は映画鑑賞。Twitterフォロワー1万8千人。
https://twitter.com/yukio8494

※六本木「文喫」にて「ことバー Presented by TCC」が開催中です。
開催期間:2022年4月27日(水)~5月26日(木)
営業時間:9:00~20:00(L.O. 19:00)
観覧料:入場無料

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関連リンク
『コピー年鑑2021』東京コピーライターズクラブ (編集)