こんにちは。クリエイティブ2年目、まだまだひよっこのアートディレクター/デザイナー 高田雄大朗と申します。クリエイティブ職に就く前、4年間営業をしていました。つまり、タイトルの「営業出身」の方です。
そして同じ会社の先輩、「人事出身」の安本一優さんと一緒に、「ヤングロータス」日本代表としてアジア各国の若手と競い、会場投票で1位となる“Popular Vote”をいただきました。
「ヤングロータス」はアジア各国から予選を勝ち抜いた若手クリエイター(2023年は15の国・地域)がタイに集結し、現地で出題されるブリーフに対し24時間でアイデアを考えてプレゼンをします。人事と営業からのキャリアスタート。そんなクリエイティブの天才ではない僕たちが、この賞のために取り組んだ記録をお話しさせてください。
ようやく… 3年越しの本戦参加
3月19日朝、羽田空港。タイ・バンコク行き飛行機の出発ゲート。コロナが落ち着いてきて間も無いとはいえ、出発ロビーは大勢の人で溢れています。長蛇の列に並びながら、「ここに来るまでだいぶ長かったなぁ」と考えていました。
本戦に出られるきっかけとなった国内予選があったのは、なんと3年も前!(2019年11月~2020年2月)。コロナの影響で、開催が何度も延期されたんです。2020年の代表に選ばれ、ようやく3年越しで出場がかなったのが今回、2023年というわけです。
思い返せばあの予選は、“うまくいった”というよりは“うまくいっちゃった”という感じでした。
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“うまくいっちゃった”国内予選
僕らが出場した国内予選は2回戦ありました。1回戦のお題は、「日本のオーバーツーリズム(人気観光地に人が集中して、周辺住民や環境に悪影響を与える) 問題をどう解決するか」。僕らが出したアイデアは、入国審査を使って地方の温泉街を盛り上げる「SPAMP」というアイデアでした。
「飛行機から降りた人はみんな疲れている」というインサイトや、クラフトを評価いただき、無事ファイナリストに。一方で、左脳的な真面目くんな企画だね、という反応もありました。


