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ドコモとスマートニュースが提携 dアカウント連動、専用スマニューも

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NTTドコモとスマートニュースは2024年1月をめどに、ドコモの共通ID「dアカウント」との連携を始める。双方のデータなどを生かした広告商品の開発にも取り組む。

NTTドコモ 店舗 看板 西村尚己/アフロ
(写真=西村尚己/アフロ)

スマートニュースが運営するニュースアプリ「SmartNews」へ「dアカウント」でログインできるようにし、アプリに掲載されるクーポン利用時にドコモの共通ポイント「dポイント」が貯まるなどの連携を想定する。現在はメールアドレスやGoogleアカウント、Facebookアカウント、Apple ID(iOS版のみ)でログインできる。アプリ自体はログインしなくても利用可能。

ドコモは24年春にも、自社で運営するニュースアプリ「マイマガジン」を「SmartNews for docomo」へ移行する。「SmartNews」と同様、スマートニュースがニュースメディア事業者から配信を受け、記事などを掲載する。「マイマガジン」の提携メディア数は非公表だが、「SmartNews」が提携する3000以上のメディアの配信を受け、サービスを拡充する。「SmartNews for docomo」は、一部を除き、ドコモのAndroid端末に予めインストールする予定。

「SmartNews」が掲載するクーポンと「dポイント」を連動させたキャンペーンなど、共同で広告商品の開発にも取り組む。「マイマガジン」でもクーポンを配信していた。「SmartNews for docomo」以外の、既存の広告事業でも、広告掲載のアルゴリズムなど、スマートニュースの機械学習技術の活用を今後検討するという。

NTTドコモは昨年5月、ドコモの通信回線でWebサイトを閲覧したり、アプリを利用したりする際に割り当てるIPアドレスで利用者を識別する、独自の広告専用IDを開始している。

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