ドコモ、独自の広告配信IDを開発 第三者クッキー廃止対応

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NTTドコモは5月19日、「IPアドレスを用いた広告配信に関する同意」の取得を始めた。アップルやグーグルが広告識別子や第三者発行のクッキーを使えなくする動きが進む中、独自の「広告専用ID」をドコモ利用者のアカウントに紐づけて、ターゲティング広告を配信できるようにする。広告の配信開始は10月の予定。

IPアドレスは「広告専用ID」の付与に利用する。ドコモの通信回線でWebサイトを閲覧したり、スマートフォンアプリを利用したりする際、ドコモが割り当てるIPアドレスを基に利用者を識別。ドコモの共通ID「dアカウント」に「広告専用ID」を紐づける。ドコモの広告計測タグを設置したWebサイトやアプリが対象。

ドコモが取得、保持するユーザーデータを基に、興味や関心内容に合わせた広告を配信する。データは性別や年齢、居住エリア(郵便番号単位)、職業、婚姻の有無、子どもの有無などのほか、サービスの契約状態や利用状況、アンケート回答内容など。

独自の広告配信IDの提供には、従来、ターゲティング広告の配信に用いてきた広告識別子や第三者発行クッキー(サードパーティクッキー)が事実上、活用できなくなっていることが背景にある。広告識別子はアップル社のIDFAや、グーグルのAdvertising IDが該当。両社とも利用者がターゲティング広告を制限できるようにした。

また、アップルのWebブラウザーではすでに広告配信に使うサードパーティクッキーを初期設定で使えなくしている。グーグルも同様に、2023年にも自社のWebブラウザーでのサードパーティクッキー利用ができなくなる予定。

「IPアドレスを用いた広告配信に関する同意」は、現時点ではオンライン手続き専用プラン「ahamo(アハモ)」や、ドコモがネットワーク提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスは対象外。


 

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