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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

3期生のおかげで、櫻坂46がパワーアップした(藤吉夏鈴&山﨑天)【後編】

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【前回コラム】櫻坂46は格闘技。裏は戦場だけど、ライブが好き(藤吉夏鈴&山﨑天)【前編】

今週のゲストは、先週に引き続き櫻坂46の藤吉夏鈴さんと山﨑天さん。前回の出演をきっかけに、澤本さんの担当するCMに出演されたお2人。その撮影秘話をお話いただきました。

今回の登場人物紹介


写真 人物 中村洋基、山﨑天、藤吉夏鈴、澤本嘉光
中村洋基、山﨑天、藤吉夏鈴、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)

※本記事は2023年10月29日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

終始笑顔で楽しそうだったCM撮影

中村:この「すぐおわ」は広告の番組ということで、藤吉さんはマクドナルドのCM、山﨑さんは東京ガスネットワークのCMに出演されて、実はラジオでの出会いもきっかけだったんじゃないか、みたいな話があるんですが、これは澤本大先生。

澤本:ラジオにゲストで来ていただくと、人となりがわかるじゃない。喋ってみると。で、本当に陰と陽という点ですけど、今日のTシャツと同じように白と黒みたいな感じがあって。天ちゃんに出てもらった方は、もう明るいね。

山﨑:めっちゃ難しかったです。

澤本:え、本当ですか。どうでした?あれって。

中村:あれですよね。東京ガスネットワークは、空港の税関みたいな設定ですよねたしか。

東京ガスネットワーク CM「お仕事は?」篇。

山﨑:すごい試行錯誤してました、監督さんたち。

澤本:監督が山下(敦弘)さん。でも山下さんめっちゃ褒めてたよ。

山﨑:えっ本当ですか。

澤本:ほんとほんと。外国のね、税関の方とお喋りしていただくという。ちょっと日本語なんだけど英語風で喋るという。それがとても楽しく喋れていて。

中村:そう。すごくなんちゃって英語イントネーションがお上手でしたけど、結構練習とかしました?

山﨑:全然してないです。

中村:「ワタシニホンゴワカリマセン」みたいな。

山﨑:それも聞いてなくて、何も知らされてなくて。

中村:じゃあいきなり。

山﨑:そうです。現場行って、「あ、そういう感じで言うんだ」ってなって、結構急なことが多かったので、「あ、なるほどなるほど」ってもう頭がいっぱいになって。

澤本:でもそのわりにはとてもよくできていらっしゃってて。あとずっと終始笑ってたじゃないですか。どこ編集しても笑ってるんで。だからもう本当に東京ガスの方々も喜んでて、「楽しそう」って。

山﨑:ありがとうございます。

澤本:いや本当にありがとうございます。こちらこそ。

山﨑:でも自分のやつ見れないんですよね。

澤本:なんで?恥ずかしいから?

山﨑:もう絶対見ないです。あ、1回は見ました。

澤本:もちろんもちろん。

山﨑:でも1回だけです。見たの。

澤本:それってCMだけじゃなくてもう全部?ライブのビデオとかも?

山﨑:ライブのビデオも、ここだけ見ようみたいなことはあります。煽る場所とかは尺を覚えなきゃいけないので、そういうところは見るんですけど、他はあんまり見ないですね。

澤本:それはどうして?

山﨑:見れないです。え、見れる?見る?

藤吉:うん、見るけど。

中村:あはははは!いいですね。

山﨑:でも見なきゃいけないなとは思いますよ。向き合わなきゃいけないなって。

中村:天ちゃんめちゃくちゃCM多くないですか。

澤本:多い。

中村:サントリー「天然水 ファイバー8000」あれも面白かったし、あと相鉄ホールディングスのオダギリジョーさんとやった「父と娘の風景」とかも。

澤本:あれは素晴らしかった。

山﨑:すごいいろんな方から言っていただきますね。

中村:あれはさすがに見た?

山﨑:あれはいっぱい目に入ってきたっていうか、でも本当にすごいうれしいです。本当にいろんな方から、やっぱり自分のお子さんがいらっしゃるお父さんに響くみたいで、内村(光良)さんも「もう涙を探しました」って言ってくださったりとか、すごい反響がありましたね。

澤本:そもそもさ、あれって一発録りなんでしょ?

山﨑:そうです。

澤本:あれ一発録りで、最後にやるのすごいプレッシャーないですか。

山﨑:しかも私だけリハーサルに参加できてなくて、あれも入ってすぐ「120何秒でこっち向いて120何秒でこっち見て」みたいなのをバーって言われて、めっちゃ大変でした。あれ、セリフ1個だけなんですよ私。なんですけど、それすらも間違えるぐらい緊張してました。1回そういうテイクがあって、子どもの頃からを描いてるから、ちっちゃい子がもう何人もいるんですよ、何十人も。私のちっちゃい頃の子たちが。いろんな方が成功してって成功して成功して、「あー来た来た来た、来るな来るな来るな」って思ってて。で、来ちゃったときにセリフが飛んで。絶対私がミスするわけにはいかないっていうその重圧からミスしました。

中村:でもね、今までもね、櫻坂46でいろんなそういうミスができない場面はいっぱいあったんだけど、そこはやっぱりまた特別な体験だったんだ。

山﨑:なんかあんまりプレッシャーを感じないというか。

中村:感じなさそう。

山﨑:感じたくなくて、考えないようにしているんですよ。わりとそういうのに弱いタイプなので。でも感じざるを得ない状況だったのでちょっと。すごい体験でしたね。でもめちゃめちゃ楽しかったです。

どこまでも真逆なおふたり

中村:そして藤吉さんは、マクドナルドですよ。

山﨑:めっちゃかっこよかったですよね。

中村:サムライマック。これはどんな感じで澤本さんは。

澤本:この間番組に出ていただいて、喋ってるときの表情とか受け答えとかを見て、結構どっちかっていうと本当に素の自分をやれたらすごくいいんだろうなっていうふうに思っていたんですよ。で、そういう役があるなっていうのと、あと僕だけじゃなくてもう1人花田(礼)くんっていう優秀な子がいて。

中村:CMプランナーの。

澤本:そうそう。その子はね、サントリーも一緒にやってるんですけど、その子が藤吉さんいいねって話をしていて、来たらめっちゃうまかったですよ。現場でもモニター見てて、「うまいね〜」って。

藤吉:うれしい。

中村:藤吉さんは、お話聞いたときにはどうだったんですか。

藤吉:一度フィッティングをしたときに説明をしていただいて、結構もうわかりきった状態で私は現場に行きました。

澤本:状況も真逆だった。

山﨑:いつも何も知らされないで現場に行くことが多いです。CMに限らず。

藤吉:それすごいね。

山﨑:めっちゃ困ります。

全員:あはは!

山﨑:夏鈴はでも、自分が納得するまでやるタイプの気がしてて。

藤吉:あー、そうだね。

山﨑:同じやつ何テイクも撮ったりとか。なんかそれがすごいかっこいいなと思う。追求するじゃない。それは本当にすごいなと思います。

藤吉:え〜うれしい。

澤本:たしかに藤吉さん現場ですごく自分のモニターチェックされたりとか。

藤吉:そうですね。

山﨑:あれはどれぐらいやったの?

藤吉:でもそんなにやってないですよね。やってます?あれって。

澤本:そんなすごいいっぱいやってないけど、でも多分あれタイミングのものだから。藤吉さんだけじゃなくてすれ違う人とのタイミングとか。

山﨑:めっちゃかっこよかったです。

澤本:ああいうのやりたいですか?かっこいいやつ。

山﨑:えっそう言われると。

藤吉:見たいけど。

山﨑:「これ絶対やりたい!」みたいなのがないです。やりたくないのもないし、なんでも来いタイプかも、どちらかというと。

澤本:やりたくないものないの?

山﨑:え、あります?ある?

藤吉:あるよ。私やりたくないっていうかさ、そういうの結構ない?あるタイプじゃん。

山﨑:できないって言うよね。「絶対私じゃない」みたいな。でもそういうのはもう来なくなったよね。

藤吉:あ、そうです。最初の頃に「私はこういうことがやりたくて、こういうことはできないです」って多分たくさん言ってしまって。

澤本:逆に天ちゃんはそういうのって言ってこなかったんですか。

山﨑:ないですね。

藤吉:すごい。

山﨑:いや、あるのがすごいと思う。

藤吉:いや逆だって。

全員:あはははは。

中村:逆だね〜!

澤本:逆だね、すごい。

中村:ずーっと逆。いいですね、真逆ですねほんと。夏鈴ちゃんはちょっと3枚目というか、ギャグっぽいのとかが苦手とかそういう感じなんですか。こっちは私じゃないみたいな。

藤吉:だから櫻坂46のバラエティー番組でも、楽しく喋ってる子たちは普段からよく喋る子たち。

山﨑:たしかに。喋り慣れてる。

藤吉:喋り慣れてる。私は楽屋でもイヤホンタイプなので、そんなに喋り慣れてないので、喋れない。

山﨑:たしかに急に喋れって言われてもね。

澤本:喋れます?

山﨑:喋る方です。

藤吉:めちゃくちゃ喋ります。山崎は。

山﨑:え?あっ楽屋で?

藤吉:楽屋で。

山﨑:楽屋ではずっと喋ってます。

澤本:ずっと喋ってる(笑)。

山﨑:何にもしてない時間がとにかく苦手なんですよ。ずっと何か考えちゃうしずっと何か喋っちゃうし。じゃないと落ち着かないというか、メンバーと喋ってる時間が一番楽しいんです。

中村:ところが夏鈴ちゃんは。

藤吉:フラフラしてます。楽屋の外を。

山﨑:居心地悪い?

全員:あははははは!

中村:そういう感じじゃないんですよね。

藤吉:違いますよ。

山﨑:でもそういうメンバーは結構多くて。一対一ならすごい喋る子っているんですけど、大勢になると「あ〜いいや」みたいな感じで出る子は結構いて、メンバーもそれをよく理解してるので、別に何とも思ってないっていうのがあります。本当に違う。

藤吉:真逆だと思います。

澤本:でもその2人が仲いいのは面白いですね。

山﨑:たしかに。

藤吉:山崎が結構面倒見いいので。

山﨑:世話焼き(笑)。違う?

藤吉:世話焼きだと思う。私にだけじゃなくて他のメンバーにも。

山﨑:尽くす方が好き。尽くされるのが駄目。

藤吉:そうなんだね。

山﨑:でも夏鈴にはよく世話焼いてる。

藤吉:世話、そうね。申し訳ないんですけど。

澤本:たとえば?

山﨑:え、言いたくないです(笑)。

藤吉:いいよ。

山﨑:言っていいの?

藤吉:いいけど別に。……いややめとくか。

山﨑:やめとこうか。

全員:あははははは!

中村:やめとくんかい(笑)。

唯一の共通点は〇〇

中村:さて、なんと櫻坂46になってから早くも3年が経ちましたが、おふたりはどう思いますか。今の櫻坂46に対して。

山﨑:私は今のグループすごい大好きです。特に3期生、後輩が入ってきてくれてから、グループに対してすごい愛着が湧いて。この3期生ちゃんたちは櫻坂46のことが好きで入ってきてくれた子がほとんどなので、私たち以上にすごい熱量を持ってる部分もたくさんあるし、3期生から学ぶことの方が多いぐらいなんですけど、それぐらい刺激をもらってて。3期生が入ってきてくれたことでよりすごいグループとして、いいものがたくさん生み出されていってる気がするので、本当に今は3期生に感謝っていう感じですね。

中村:またちょっと今までと違う新しい風が吹いてるというか。

山﨑:うんうん。でもなんか新しくもあるんですけど、私たちのことをよく知ってくれてるからか。

中村:櫻坂46らしさみたいなのもちゃんと。

山﨑:すぐなじんできたし、なんならもう私たちも超えてるんじゃないかってぐらい。いや超えてると思います。本当に3期生のMV見てめちゃめちゃ感動するし、やっぱり自分たちのMVを観るときとはまた違う感情で見るので。自分が出てないっていうのが大きいかもしれないけど、それでも「めっちゃいい!」ってなります。私は3期生のファンなので。それぐらいグループに対してすごくいい影響しかないなと思いますね。

中村:一方夏鈴ちゃんは?

藤吉:そうですね。3期生ちゃんが入ってきてくれたことはやっぱり大きいですね。歌番組とかも今まで1期、2期だけだったものが、3期生ちゃんが入ってきてくれて、新しいものというよりは、何かパワーアップっていうか。

山﨑:そう、新しいんだけど。

藤吉:そうそう、難しい言い方が。なんだろう、向いてる方向は同じというか。なんて言うのかな。語彙力がないね、私たちは。

山﨑:そうだね、そこだけは一緒だね。

中村:正常進化的なことですかね。

山﨑:ちょっとわかんないね。

中村:なんだよ!違うのかよ!(笑)。

全員:あはははははは!

中村:そうか、でも楽しみですね。前に東京ドームのライブも見させていただきましたけど、半端なくかっこよかったですからね、ドラマもあったし。それがまた3期生合流でどうなるんでしょうかね。ていうところで、曲聴いてみましょうか?こちらの曲のご紹介をお願いできますでしょうか?

藤吉:この曲は3期生ちゃんの曲になるんですけど、私は3期生だけのミュージックビデオが結構好きで、3期生ちゃんは集団として強いんですよ。集団で魅せることができるというか。1期、2期は結構個々で個性を出したり、思ってることを表現したりすることが多いんですけど、3期生ちゃんは集団で表現して伝えるのがすごく上手で、そこに特化してる人たちだと思うので、これからも、3期生ちゃんだけのミュージックビデオがずっとあり続けてほしいなと思います。そしてこの『マモリビト』も3期生ちゃんにとっても大切だと思いますし、櫻坂46にとっても大切なミュージックビデオであり曲になっています。

中村:では曲紹介も夏鈴ちゃんの方からお願いできますでしょうか?

藤吉:はい、櫻坂46で『マモリビト』。

櫻坂46『マモリビト』

櫻坂46はクリエイティブ色が強い……!?

澤本:でも本当に、櫻坂46の方々って喋ってる感じが、クリエイティブの人と喋ってる感じがすごい強いんです。だから多分特に遠慮しないで喋ってられるんですよね。

山﨑:うれしいです。

澤本:夏鈴ちゃんとか、まあ前も話したけど、何か物を書いたりとかしないんですか。文章とか。

藤吉:文章書いたことないですね全然。

澤本:天ちゃんはね、個性的な絵を描きますけどね。

山﨑:絵は大好きですね。

澤本:でもなんかね、つくりたいっていう気持ちがとてもある2人だから、歌もそうだしライブもそうだろうけど、これやりたいとかないんですか。ちょっと言っとくと、来るかもしれない。

中村:ね、言っとくとね。

澤本:たとえば写真撮られるから個展やりたいとか。

藤吉:個展やりたくて。写真集はちょっとなんか違うなって自分の中で思ってて。それだったら写真を撮ってもらって、小さい部屋とかに好きな感じに貼って、それを見に来てもらうみたいなのをやりたいなと。

山﨑:撮ってもらう側ね。

藤吉:撮ってもらう側。撮ってもらう側としてやりたいです。あと結構いろんなところで言っちゃってるんですけど、ミュージックビデオ撮影とかしてるときに、アートディレクターさんとカメラマンさんが話し合ってるところを勝手に撮ったりするのがすごい好きなので、それを世に出したいんですけど私は。まあ、許可が下りればって感じで。

中村:でもね、クリエイティブの舞台裏でもありますよね、そういうところ。魅力的というか。

藤吉:そうですね、はい。

澤本:天ちゃんは?

山﨑:私は人を撮るのがすごく好きで。大体メンバーなんですけども、写真を撮って残したい気持ちが強いので、とにかく撮りまくってます。

澤本:撮ったのプリントしてる?

山﨑:してないです。今はブログとかに出すぐらいで。それをあんまり形にしたことがなくて。ただ趣味で撮ってるみたいな感じなので。

澤本:でもそれこそ形にして、こういうね、四角いものになるじゃない。そしたら今度これ物体だから、どこに置くかによって印象が違うじゃないですか。どの部屋のなかにどう並べるかによって。また写真に違った使い方が出てくるから。

藤吉:私ハマってることがあって、外仕事で出会った方々とチェキを撮ってお別れするっていうのをずっとやってて、それはたまに見返したりしますね。

中村:適度にボケるのがよかったりしますよね。

藤吉:そうですね。

中村:たしかに写真を現像すると、写真撮るのがうまくなりやすいってこともありますよね。ずっと残るから、まさにレイアウトをすごく気にしながら写真撮るようになるんで、っていう余計な知識も。

澤本:いや〜、ありがたい。

藤吉:面白い。

中村:じゃあでも、もっとおふたりをはじめメンバーのクリエイティブにもっとスポットを当てたものとか見れたらいいですね。

藤吉:やりたいです。

中村:そういう企画とかね、これを聞いてて興味のある方がいらっしゃったら。

山﨑:やりたいです。

中村:あとは大丈夫ですか。こんなCMに出たいみたいなのはないですか?

山﨑:なんでも。

澤本:なんでも。来るもの拒まず。

藤吉:なんでもうれしいです。

中村:なんでもうれしいそうです。はい、というわけで改めまして、藤吉夏鈴ちゃん、山﨑天ちゃんでした。マクドナルドのCM「サムライマック」、藤吉夏鈴ちゃんが出演してくれたので見てもらいたいですね。

澤本:60秒のやつはね、とてもいいですよ。そう思いました。

中村:ぜひチェックしてください。というわけで、今夜のゲストは櫻坂46の藤吉夏鈴ちゃん、山﨑天ちゃんでした。ありがとうございました。

山﨑藤吉:ありがとうございました。

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