三菱鉛筆は “芯が回ってトガり続ける”シャープペンシル「クルトガ」のファンミーティングを5月11日に開催した。「クルトガ」がファンミーティングを開催するのはブランドとして初の試み。4月に同社が開設した体験型空間「o-i STUDIO(オーイスタジオ)」にて実施し、「クルトガ」を愛用する学生6名を招待した。
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同社は、創業150年にあたる2036年までに「世界一の表現革新カンパニー」になることを、長期ビジョン「ありたい姿2036」として公表しており、“書く・描く”ことを通じて、人が生まれながらに持つ個性や創造性を解き放つ表現体験の提供を推進している。この「ありたい姿2036」の実現に向けた取り組みとして、本イベントを開催した。
本イベントでは、開発担当者から「クルトガ」の開発秘話と仕組みの説明が行われた。シャープペンシルの芯先に初めて着目して作られた機構「クルトガエンジン」の開発に至るまでの経緯や、試作サンプルなどを紹介。2008年3月の発売以降の進化の歴史や、普段目にすることができない内部機構などについても説明した。
また、「クルトガ」を愛用している参加者から本音を聞き出すインタビューも実施。参加者からは、「親が買ってきた人生初のシャープペンシルがクルトガでした。それ以来、ずっとクルトガが好きです」「筆記具は、限られたお小遣いで買うので、事前にいろいろ調べて、実際に店舗で見てから購入します」などの声が寄せられたという。
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イベントを通じて三菱鉛筆は、「ファンの方々の『クルトガ』に対する率直な本音などをうかがい、さまざまな気づきを得ることができました」とコメント。また、「今後も継続的にファンの方々との交流の場を持つことによって、驚きや感動をお届けできるような商品、サービスの提供を目指していきたいと考えています」と発表した。
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