相互理解を促進する「社内報」事業成長で増える社員の人柄を伝えるには

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う「社内報」。本稿ではフルカイテンの社内報制作の裏側に迫ります。
※『広報会議』2024年7月号の内容をダイジェストでお届けします。

在庫分析クラウドの開発・提供を行う企業、フルカイテンの社内報が『回転ニュース』。「事業の成長に伴いたくさんの仲間が入社してくるので、一人ひとりがどんな人かを知らせ、社員に『この会社に入社してよかった』と思ってもらえることを目指して発行します」と編集を担当する広報室の斉藤敦子氏。

イメージ フルカイテンの社内報

同社社内報はnoteで配信して社内外に広く公開し、これを見て入社を決めたという社員も多い。「見た人が幸せになれるような表現になっているかは気をつけます。またネット上で誰もが読めるのでお子さんの顔はマスキングするなどの配慮をしています」と斉藤氏は話す。

毎号巻頭に掲載するのが各社員のロングインタビュー。2023年11月号では予測モデルや分析指標の開発を行うデータサイエンティストに取材した。記事ではチームメンバーの歓迎会で撮影した写真の裏エピソードを皮切りに、チームで目指していることを深掘り。さらには「正確性、再現性、生産性」という働く上で大切にしている価値観についても聞き出した。「一問一答スタイルにし、相手の言葉を加工しすぎず、取材の空気感が伝わるよう執筆しています」と斉藤氏。

イメージ 社内報 人柄が伝わる社員ロングインタビュー(2023年11月号)

人柄が伝わる社員ロングインタビュー(2023年11月号)
冒頭で紹介したのは、メキシコ料理店で店主から有無を言わさず帽子をかぶせられ戸惑うチームメンバーの写真。クスッと笑えるエピソードを皮切りに、チームが目指す姿や、働く上で大切にしている価値観を紹介した。

同社はリモートワークが基本。そこでデスク周りのこだわりについて紹介する「Myデスク紹介」のコーナーを設けた。2024年2月号ではマーケティングチームに所属するメンバーのデスク環境を掲載。仕事のモチベーションを保ちたい、とパソコンの周りに、枯らすことのないフェイクグリーンや好きなキャラクターのフィギュアなどを配置していることを紹介した。「冒頭インタビュー以外の記事は、全て社員に書いてもらいます。毎月1日に発行したらその日の内に次号の記事執筆を担当する社員に依頼するので月刊発行が守れています」と斉藤氏。

2024年4月号では、経理リーダーから「皆に紹介したい商品があるのでぜひ社内報で書きたい」と連絡があり掲載に至ったのが調理家電「ホットクック」に関する記事。「後片づけが苦でない」などのメリットを挙げ、おすすめレシピを紹介した。「全社がフルリモートで仕事をしており社内報への関心も高いので社員からの新たなコンテンツ提案もあります」。

「CEO瀬川一家の長野移住日記」という連載もある。瀬川直寛CEOは2022年に長野県伊那市に移住。瀬川氏と共に創業し妻でもある採用広報の宮本亜実氏が四季折々の自然の恵みを執筆する。2023年5月号では伊那オフィスに遊びにきた社員たちの写真とともに紹介した。

イメージ 社内報 CEO瀬川一家の長野移住日記(2023年5月号)

CEO瀬川一家の長野移住日記(2023年5月号)
長野県伊那市に移住したCEO瀬川一家の日記も連載する。日本三大桜の名所といわれる高遠の桜や、同地オフィスに遊びにきた社員たちと春の訪れを喜ぶ写真も載る。

Q.毎号掲載する社員インタビューをうまく進行するコツはありますか?

 

A.「仕事」と「プライベート」それぞれ10個ずつ用意した質問項目(「入社した理由は?」「趣味は?」など)から取材先に2個ずつ事前に選んでもらい、それについては必ず質問するようにしています。答えやすい質問を入れることでインタビュー相手も話しやすくなると思うからです。(フルカイテン広報室 斉藤敦子氏)

全文は、広報会議2024年7月号にてご覧ください。

広報会議7月号は「社内コミュニケーション」特集をお届けしています。多様性ある組織で一体感を高める方法についてレポートしています。

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