とにかくわかりやすく「ブロックチェーン」の仕組みを説明します。

前回のコラム

では、web3を知った私が「ブロックチェーンは世の中を変える技術だ!web3すげー!」と大興奮し、ひょんなことからweb3事業プロデュースを手掛ける博報堂キースリーの代表に就くまでを書かせていただきました。

しかし「web3」や「ブロックチェーン」という用語や仕組みは、まだ世の中であまり知られておらず、業界の方以外とは、このあたりの話がしにくいのも事実。

本日は「web3」や「ブロックチェーン」などをできるだけカンタンに説明してみます。

が、web3の範囲は本当に広く深く、本内容と違う解釈やご意見をお持ちの方も多くいらっしゃると思います。こういう考え方もあるのだな、と温かく見守っていただけますと幸いです。また私はまだまだ勉強中ですし、シーケンサーが、インデクサーが……と言われているときには、シークワーサーサワーの絵が浮かんでいることもありますが、ご容赦ください。

まず、「web3」とは「ブロックチェーン」技術がベースとなっている「分散型のインターネット環境」ことなのですが、まずはその「ブロックチェーン」から説明させてください。

「ブロックチェーン」とは「分散型台帳技術」

「ブロックチェーン」と聞くと、金融や貨幣をイメージする方が多いと思いますが、それは正しいです。ブロックチェーンは、複式簿記の進化版。AさんがBさんに1ビットコイン(ビットコイン=デジタル通貨)を送って、BさんがCさんにそのうちの0.5ビットコインを送って……というやり取りを全て台帳に記載し、その台帳が更新されるさまを多くの人が一緒に見て「ふむふむ間違いないですな」と確認し合う技術です。

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重松俊範(博報堂キースリー 代表取締役社長)
重松俊範(博報堂キースリー 代表取締役社長)

1978年生まれ、中央大学法学部卒業。2001年読売広告社入社。国内で不動産広告の営業を経験した後、27歳で中国に渡る。読売広告社の上海支社と台湾支社を立ち上げ、クリエイティブディレクター&支社長に就任。上海・広州・台湾に合計12年間駐在。帰国後、他の広告会社やXR企業でのメタバースビジネス展示会事業の管掌取締役を経て、2023年1月に博報堂キースリーの設立とともに代表取締役社長として参画。三児のパパ。趣味はカメラ、写真も動画も撮ります。

重松俊範(博報堂キースリー 代表取締役社長)

1978年生まれ、中央大学法学部卒業。2001年読売広告社入社。国内で不動産広告の営業を経験した後、27歳で中国に渡る。読売広告社の上海支社と台湾支社を立ち上げ、クリエイティブディレクター&支社長に就任。上海・広州・台湾に合計12年間駐在。帰国後、他の広告会社やXR企業でのメタバースビジネス展示会事業の管掌取締役を経て、2023年1月に博報堂キースリーの設立とともに代表取締役社長として参画。三児のパパ。趣味はカメラ、写真も動画も撮ります。

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