大事なのは「相手が欲しいもの」について考えること
池田
:さて。今日は北村さんに、参加者からこんな質問が届いています。
「マーケティングの考え方や理論が定着していない組織に、マーケティングの概念を浸透させるコツというものはあるのでしょうか?」
これについては、いかがでしょうか。
北村
:私が担当しているクライアントさんも「BtoCの商品を売り出すのは初めて」といったケースや、「広告宣伝部がありません」ということはよくあります。そういう時は、あまり専門的な言葉を使うよりも、相手の方がスッと理解できる言葉を使うことに尽きると思います。その際、「場合分け」の考え方がとても有効です。