付録“1円買取”で転売ヤー赤っ恥の「ジャンプ33号」 今度はカードそのものを外して再販へ、買い占め騒動で変わる付録商法

集英社は8月10日、7月13日に発売した「週刊少年ジャンプ」2026年33号について、特別付録の「ONE PIECEカードゲーム」のカードを外した「カード付録なし受注再販版」を販売すると発表した。8月17日13時から27日23時58分まで、集英社の通販サイト「ジャンプキャラクターズストア」で注文を受け付ける。

発送は10月上旬から12月上旬にかけて順次行う予定。受注生産のため先着順ではない。価格などの詳細は受注開始後に案内する。書店やコンビニでの販売は行わない。

SNSでは、発売時に購入できなかった読者から再販を歓迎する声が上がる一方、発送が最大で12月までかかることや、現時点で価格や送料が明示されていない点を気にする声も出ている。

50万部多く刷っても品薄、「1円買取」まで登場

33号をめぐっては、発売直後から異例の事態が続いていた。

同号には『ONE PIECE』連載29周年を記念し、「ONE PIECEカードゲーム」の「モンキー・D・ルフィ(P-159)」を特別限定とじ込み付録として封入。集英社は高い需要を見込み、通常より50万部多く発行したうえ、書店やコンビニに「1人1冊まで」とするよう呼びかけていた。

それでも発売前から予約受付を終了する書店や抽選販売を行う店舗が現れ、発売後にはフリマサービスで定価を上回る価格の出品も確認された。カードを目当てに同じ雑誌を複数購入する動きもあり、紙版本誌を購入したい読者が入手できない事態となった。

騒動の中で注目を集めたのが、TSUTAYA姫路広峰店(兵庫・姫路)の対応だった。

Xの「TSUTAYA姫路広峰店 トレカ」公式アカウントが7月13日午前11時に投稿したお知らせ

同店は発売日の7月13日、付録カードについて、通常版を「1円」、豪華版を「5円」で買い取ると発表。未開封品は買い取り対象外とした。「転売対策ではないか」との見方がSNSで広がり、「良かったな転売ヤー、一円だってよ」など称賛する声が相次いだ。

ただ、TSUTAYAを運営するカルチュア・エクスペリエンスはAdverTimes.の取材に対し、買い取り価格について、転売対策を目的としたものではなく、市場における発行総数などを踏まえた「通常の商業的判断」だと説明している。このほかにも、対象カードの買い取り自体を停止するトレーディングカード店が相次いだ。

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