この連載では、フリーランスとの協業において「職種やスキルだけで人を選ぶ時代」から、「価値の届け方や関係性で選ぶ時代」へとシフトしていることを
第1回
でお伝えしました。実際、同じ「デザイナー」でも、分析やリサーチが得意な人と感性表現が得意な人では、プロジェクトでの活かし方が全く異なります。
前回
は、人柄や価値観への共感を通じて選ばれる「応援共感型」フリーランスの特徴と活用方法を紹介しました。このタイプは関係性の積み重ねから仕事が生まれ、長期的なパートナーシップを築くのが得意でした。
今回取り上げるのは、応援共感型とは異なり、論理的な説明よりも直感的な表現力で勝負する「感性表現型」フリーランスです。作品やアウトプットの質で選ばれるこのタイプの特徴と活用ポイントを詳しく見ていきましょう。
感性表現型とは?──作品の「質」と「感性」で選ばれるフリーランス
感性表現型は、論理的な企画書や詳細な説明よりも、実際に手がけた作品やアウトプットの質で評価されるタイプです。このタイプの最大の特徴は、言葉では表現しきれない価値を、ビジュアルや体験として具現化する力に長けていること。
クライアントが「なんとなくこんな感じで」「もっとこう、心に響くような」といった曖昧な要望を出したときに、その感性を汲み取り形にするのが得意です。論理的な根拠よりも、見た人・体験した人の感情に直接訴えかける力を持っています。
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青野 まさみ(フリーランス研究家/マーケティングコンサルタント/風ひらく代表取締役)
青野 まさみ(フリーランス研究家/マーケティングコンサルタント/風ひらく代表取締役)
1983年福島県生まれ。サイバーエージェント、博報堂グループでデジタルプランナー、ITスタートアップでマーケ部門立ち上げ等を経て、現在は中小企業・個人企業家向けに、ブランド構築・集客&発信戦略を支援。これまで500人を超えるフリーランスと企業のマッチング支援も行う。株式会社風ひらく 代表取締役。著書に『あなたのお客様に刺さるネーミングのヒント』(ぱる出版)。
青野 まさみ(フリーランス研究家/マーケティングコンサルタント/風ひらく代表取締役)
1983年福島県生まれ。サイバーエージェント、博報堂グループでデジタルプランナー、ITスタートアップでマーケ部門立ち上げ等を経て、現在は中小企業・個人企業家向けに、ブランド構築・集客&発信戦略を支援。これまで500人を超えるフリーランスと企業のマッチング支援も行う。株式会社風ひらく 代表取締役。著書に『あなたのお客様に刺さるネーミングのヒント』(ぱる出版)。
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