「ポーランドの巨匠」ヤン・レニツァ展が銀座で開催中、ポスターやアニメーションなど展示

DNP文化振興財団は2月12日から、ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて、「ポーランドの巨匠 ヤン・レニツァ ポスター、アニメーション、イラストレーション、舞台」展を開催している。会期は3月26日まで。

ヤン・レニツァ(1928-2001)は、ポーランド・ポズナン生まれのポスター/グラフィック作家。1966年の第1回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレで金賞を受賞した他、アニメーションフィルム監督や製図工、舞台デザイナー、イラストレーターとしても活躍した。シュールな世界観と視覚的表現の大胆さの中にのぞかせるユーモアを作風の特徴としている。

ポーランドのポスター芸術は斬新な表現で国際的に高い評価を受けており、共産主義体制下の1950年代中期から社会主義リアリズムに縛られることなく、ロマン・チェシレヴィチやヘンリク・トマシェフスキらとともに頭角を現したのがヤン・レニツァだ。

01:アルバン・ベルク作「ヴォツェク」/オペラポスター/1964, 1965初版印刷
02:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作「ドン・ジョヴァンニ」/オペラポスター/1976
03:ヤン・レニツァ展 ハンブルク美術工芸博物館/展覧会ポスター/1991
04:ヤン・レニツァ(『文化ニュース』38号)/ドローイング/1996
05:頭のお掃除/風刺画/1957
06:ラビリント:飛ぶ人/アニメーション映画のためのアートワーク/1962
07:ヤン・レニツァ
 

よく知られる映画や演劇のポスターと同時に、レニツァはアニメーション制作にも意欲的に取り組んできた。フレーム数をあえて制約したコラージュ的な画面がさらに独創的な舞台となり、少し毒のあるキャラクターがコミカルに動き回る摩訶不思議な世界で人々を魅了した。

本展示では、映画や演劇のポスターの他、活動初期に多く手がけていた雑誌挿絵としての風刺画や、舞台デザインやキャラクターの原画、アニメーションフィルムのアートワークも展示される予定。

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