デザインと向き合ってきた思考の断片を紹介、AD木住野彰悟「らしさ」の設計展

4月2日に、東京・池尻大橋にあるOFS GALLERYにて、アートディレクター・グラフィックデザイナーの木住野彰悟氏による『「らしさ」の設計展』が始まる。

木住野氏は、1975年生まれ、東京都出身。2007年にグラフィックデザイン事務所6D設立。企業や商品のビジュアル・アイデンティティを中心に、ロゴやパッケージデザイン、空間のサインデザインなどを手掛ける。近年は多様な領域でのデザインシステム構築にも取り組んでいる。

最近の主な仕事に、「旭川市デザインシステム」のアートディレクション、「コクヨ」リブランディング監修、「不二家洋菓子店」リブランディングなど。2026年開催の「前橋国際芸術祭」のデザインディレクターに就任している。

本展は、木住野氏が2025年に刊行した初の著書『「らしさ」の設計』をベースにしたものだ。企業やブランドの本質を視覚的に捉え、ロゴやパッケージ、空間におけるインフォメーションデザインなどを通じて、統合的なビジュアル・アイデンティティを構築することを得意としている木住野氏。本書は、その自身の営みと戦略の全貌を明らかにした書籍だ。

「『らしさ』の設計は、デザインの正解や方法を示すものではありません。僕が日々の仕事の中で考え、迷い、試しながら積み重ねてきたことを、言葉として棚卸ししたものです」と、木住野氏。

本展では、本の中からいくつかの言葉を取り出し、木住野氏自身がデザインと向き合ってきた思考の断片を紹介する。

「デザインとは何か。その問いに対して、いまだに明確な答えを持っているわけではありません。むしろ仕事に向き合うたびに、その輪郭は揺らぎ、少しずつ更新されていきます。

だからこそ、その時々に考えたこと、感じたことを記録しておくことに意味があるのではないかと思いました。

デザインとは、ものと人、人と社会のあいだに立ち、関係をやさしくつなぎ直す行為なのかもしれません。

ここに並ぶ言葉が、誰かにとって自分自身の『らしさ』を考えるきっかけになればうれしく思います」

「らしさ」の設計展

会期: 4月2日(木)~4月13日(月)
会場: OFS GALLERY
OPEN: 12:00~20:00 (最終日は18:00まで)
CLOSE: 火・水
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