LINEヤフー、ミッション刷新 AI時代にもNo.1への執念

LINEヤフーは4月1日、ミッションとバリューを刷新したと発表した。新たなミッションは「WOW Our Users!」。AIの進化など事業環境の変化が急速に進むなか、従来の延長線上ではなく、目指す姿と重視する価値観をあらためて明確にする必要があると判断した。

LINEヤフーの新ミッション

同社はこれまで、「『WOW』なライフプラットフォームを創り、日常に『!』を届ける。」をミッションに掲げ、「ユーザーファースト」「やりぬく」「少数精鋭」をバリューとしてきた。初めての体験であり、他の人に思わず教えたくなるような感動を “WOW” と定義し、今回の刷新では、ユーザーに想像を超える感動を届けることを軸に据え、すべての判断の起点をユーザーに置く姿勢をより鮮明にした。

新バリューはAIによる「スピード10倍」「No.1への執念」など

新たなバリューとして打ち出したのは、「スピード10倍」「破壊と創造」「No.1への執念」の3つだ。変化の激しい市場環境の中で選ばれ続けるため、価値に直結する業務へ資源を集中し、思考よりもまずアウトプットを優先する姿勢を示した。加えて、AIの組み込みも含めて業務を再設計し、生産性を抜本的に高める考えを明記している。

「破壊と創造」では、既存の慣習や成功体験にとらわれず、ユーザーに価値を生まないものは見直す姿勢を強調した。仕事の半分を新しい価値創造につながるものへ入れ替える努力が重要だとし、自己変革を続けることが次の価値創出につながるとしている。

また「No.1への執念」では、ユーザーに最も選ばれる存在であるために、No.2やNo.3で満足しない姿勢を明確にした。売上や成長率で業界トップを目指すなど、高い目標から逆算して全プロセスにコミットする考えを示している。

代表取締役社長 CEOの出澤剛氏は、AIの急速な進化によって産業や仕事のあり方が根本から変わろうとしていると説明。「産業革命をもしのぐような歴史的なパラダイムシフト」と表現し、その変化を、自社の価値を進化させて成長につなげる機会と位置づけた。今後は、多数のAIエージェントが連携し、ユーザーの意思決定や行動を自然に支える世界を目指すとしている。

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