きのこ・たけのこ論争に終止符?明治、AI発案で“完全融合”商品を発売

明治は、「AI発案 合体しちゃった!きたきたのこのこの山里」を4月14日から全国のコンビニエンスストアや駅売店で数量・期間限定発売する。長年続く「きのこの山」と「たけのこの里」の支持争いに対し、両方を好む層に向けた新商品だ。

AI発案 合体しちゃった!きたきたのこのこの山里

今回の企画の背景には、顔写真から嗜好を判定するAI「KINOTAKE MOTHER」の分析結果がある。約50万人の判定データによると、「きのこ派」が52.4%、「たけのこ派」が43.1%に対し、「どっちも派」が4.4%存在することが判明。この結果を受け、両ブランドの“完全融合”という商品開発に至った。

AIとの対話で導いた「融合」という答え

1975年の誕生以来、それぞれ独立したブランドとして展開してきた「きのこの山」と「たけのこの里」。今回の商品は、その“聖域”とされてきた境界を初めて取り払った点が特徴だ。

開発では、明治社員の嗜好データなどから構築した約167万パターンのデータをもとにAIと議論を重ねた。その中で「きのたけ婚」といった発想が提示され、最終的に「両者を砕いて混ぜる」という形での商品化に至ったという。

商品は、きのこの山のクラッカーの“カリッ”とした食感と、たけのこの里のクッキーの“サクッ”とした食感をそれぞれ砕き、ミルク風味のチョコと小麦パフとともにバー状に成型。さらに外側をビターチョコでコーティングした2層構造のチョコスナックとなっている。

実データ

パッケージもAIが設計、50年後の世界観を表現

パッケージデザインもAIが手掛け、「昔ながらの里山×現代文明AI」をテーマにした未来の世界観を表現。きのこ型やたけのこ型の建造物が描かれるなど、ブランドの50年後を想起させるビジュアルに仕上げた。

写真 販売されるパッケージ(左)とAIとのディスカッションしたパッケージ案(右)

販売されるパッケージ(左)とAIとのディスカッションしたパッケージ案(右)

商品開発からネーミング、デザインに至るまでAIの発想を取り入れた点も今回の特徴であり、単なる新商品にとどまらず、ブランドコミュニケーションの新たな試みともいえる。

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